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2013年10月24日

【FCEV】独ダイムラー、燃料電池電気自動車用スタンドに5億ドル投資へ

独ダイムラーと石油・産業ガス会社5社は30日、ドイツにおける燃料電池電気自動車(FCEV)の燃料を補給する水素スタンドネットワークの設置に、今後10年で約3億5000万ユーロ(1$=130円換算で約450億円)を投じることを明らかにしました。FCEVは日本においても2015年から市販が予定されています。


FCEVは、水素と空気中の酸素を燃料として発電し、その電気で走る電気自動車です。走行中に排出されるのは水だけであり、その事から「究極のクリーン自動車」と言われています。そのため、エネルギー問題や環境問題へ貢献することが期待されています。


その一方、FCEVは量産化が進んでいないため、価格が高いという問題もあります。また、FCEVに供給する水素スタンドなどのインフラ不足も普及において懸念されています。


ダイムラー研究開発部門の責任者Thomas Weber氏は声明で「2023年までに、高速道路(アウトバーン)上の水素スタンドを増やすべきだ」とし、石油会社であるオーストリアのOMV、英蘭系のロイヤル・ダッチ・シェル、産業ガス会社の仏エア・リキード、独リンデ等と協力して水素スタンドを設置していくようです。


「H2 Mobility」と銘打たれたこれらの企業による取り組みは、2023年までにドイツで水素スタンドを約400カ所設置することを目指しており、最初の100カ所は今後4年以内に完成する見通しとのことです。



▲H2 mobilityによる水素スタンド整備計画(出典:2012年5月3日・IPHE Steering Committee Meeting資料)


・参考ウェブサイト:

-ロイター

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