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2013年12月7日

【東京モーターショー】日産自動車・スポーツカーEVコンセプトモデル

2013年11月22日より12月1日の期間で行われた東京モーターショーでは、GoGoEV・gogo.gsメンバーによる共同取材を行いました。


そこでGoGoEVコラムにおいて、

 ・電気自動車(EV / BEV)

 ・プラグインハイブリッド車(PHEV / PHV)

 ・水素燃料電池自動車(FCEV / FCV)

などの電動自動車と、

 ・LPG自動車

 ・CNG自動車

など、石油代替燃料自動車について、東京モーターショーでの展示内容をご紹介致します。


今回は日産自動車を取り上げます。日産自動車は「リーフ」を始め、EVの普及最も熱心に取り組んでいる自動車会社の一つであり、「リーフ」は世界で最も売れているEVです。また、EV本体だけではなく、充電インフラを含めたEV業界全体に対し幅広い投資を行ってきました。


そのような日産自動車が今回の東京モーターショーでは、スポーツカータイプEVコンセプトカーを展示したことから、注目が集まりました。今回はワールドプレミア(世界初出品)でもあった「ニッサン ブレードグライダー」を紹介します。


「ニッサン ブレードグライダー」は、動力を持たずに大空を自由に舞うグライダーと、先端部分の細い超音速機にインスピレーションを受けて作られた、前列1シート後列2シートのEVコンセプトカーです。



特徴は、三角形状(デルタ)の車体形状です。この形状は、昨年ル・マン24時間耐久レースに参戦した「ニッサン-デルタウイング」を継承しているように見えます。


▲ニッサン ブレードグライダー



▲「ニッサン-デルタウイング」(出典:nissan-motorsports)


幅の狭いフロントトレッドと幅広のリアトレッドという特徴的な形状により、ダウンフォースを損なうことなく極限まで空気抵抗を低減することに成功し、異次元の運動性能と超効率性(=省電費)を両立させました。


前列1シートの座席は車の座席というより、所謂”コックピット”と言ったほうがしっくりきますね。



リアのデザインもシンプルながら洗練されています。



残念ながら、出力や航続距離については発表されなかったものの、この挑戦的なデザインは日産自動車のEV分野におけるリーダーシップへの決意を表し、同時に、日産EVの革新を表しているように感じました。


現在、日産自動車の市販EVラインナップは、「リーフ」と「e-NV200」の2車種のみですが、このようなスポーツカータイプのEVが展示されることで、今後色々なラインナップが増えてくることを期待されます。

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