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2014年11月13日

福岡大学Breakthroughプロジェクト・活動のご紹介(マッププロジェクト)

GoGoEVは2013年6月より、福岡大学(福岡県福岡市)が実施するBreakthrough(ブレイクスルー)プロジェクトに協賛しています。Breakthroughプロジェクトとは、福岡大学経済学部で実施されていた「ベンチャー企業論」という講座から端を発し、企業や社会が抱える課題を大学生が現場に入り解決することを目指すもので、今年で4年目に入ったプロジェクトです。


●福岡大学BreakthroughプロジェクトWebサイト:

-http://asia-bpc.com/


その中でGoGoEVは、電気自動車普及を阻害する課題について、大学生と一緒にその原因を探り、解決を目指す取り組みを行ってきました。


今年はEVの可能性を調べるため福岡から宮崎、福岡から鹿児島間のEV旅行や、鳥取で行われたEV・PHVシンポジウム参加などを行ってきました。


●GoGoEVコラム【福岡大学Breakthroughプロジェクト・九州EV調査旅行(宮崎旅行編)】

-2014年8月28日付・・・1日目(福岡~宮崎)

-2014年8月29日付・・・2日目(宮崎〜福岡)


●GoGoEVコラム【福岡大学Breakthroughプロジェクト・九州EV調査旅行(鹿児島旅行編)】

-2014年9月3日付・・・1日目(福岡~鹿児島)

-2014年9月4日付・・・2日目(鹿児島〜福岡)


●GoGoEVコラム【福岡大学Breakthroughプロジェクト・EV調査旅行(鳥取旅行編)】

-2014年10月27日付・・・往路

-2014年10月28日付・・・EV・PHVシンポジウム出席

-2014年10月29日付・・・復路


以上のように、当コラムでは不定期にプロジェクト活動について掲載していきましたが、福岡大学Breakthroughプロジェクトでは他にも色々な活動を行っており、今後、折を見ながら報告をしていきたいと考えています。


本日は、Breakthroughプロジェクトにおける主要な活動の一つである「マッププロジェクト」について、福岡大学の学生より直接、報告していただきます。


皆さん、はじめまして。本日のコラムは、福岡大学経済学部2年生の江崎洋平が書かせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。


私たちは、「EVの普及には何が必要か」というテーマのもと、昨年6月より活動を始めました。現在、日本国内におけるEV(日産LEAF、アイミーブ)の国内累積販売台数は、54,823台(※1)となっています。これは、わずか国内の乗用車台数の0.1%にすぎません。


福岡県内でも徐々にEVを見かける事が増えましたが、やはり、ハイブリッド車のように一般的になってきたと言うには程遠い状況と言えます。


私たちは、EVの普及とは、環境、エネルギー問題の解決に有効であるだけでなく、私たちのライフスタイルに大きく影響を与えるものと思っています。であるならば、私たち学生が、自分たちの未来のために何が出来るかを考え、行動したいと思っています。


これまで、Breakthroughプロジェクトでは、テスラモーターズと協賛して福岡で試乗会を行ったり、EV導入事業者へのヒアリング調査を実施しました。そこで頂いた声、それは、電気自動車に興味を持つ、もしくは利用している人が、「実は、EV充電器ってどこにあるのか知らない」という声でした。GoGoEVをご利用の方は既にご存じの充電インフラを、ほとんどの人は知らないのです!!


他にも様々な調査をした結果、私たちはEVがなかなか普及しない原因が、「EVに関する情報を知らないことにあるのではないか」との仮説を持ちました。そして、EV情報を得る仕組みが必要ではないかと考え、その手法の一つとして現在、EV観光マップの作成に取り組む事になりました。


この取り組みの最終ゴールは、EVについて良く知らない方に、「EV イコール 安心な車」と思ってもらえるようにすることです。そして、マップを手にした方が、「EVに乗ってみたい」、「EVを買ってみたい」と思ってもらえるようなマップを作成することとしました。


マップは福岡空港、博多駅周辺のレンタカー会社様、また、福岡市内、県内のディーラー様に設置してもらうことで交渉しています。もちろん、Web上でも閲覧することができます。福岡県に観光に来た際はぜひ手に取ってみてください。



福岡の学生がつくるEV観光マップ、とても楽しみですね。EV旅行で得た経験を活かし、学生ならではの視点、アイデアを期待します。彼らの活動を温かく見守ると共に、今後このような活動により、EVが街でどんどん見かける日が訪れるといいですね。



▲Breakthroughプロジェクトミーティング様子


●参考資料

(※1)日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の資料(2014年9月)

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