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2014年12月22日

【EV】日本の「街路灯一体式充電器」(松井電器産業)

先日、当コラムにて”BMW”やドイツ・ベルリンの”Ubitricity”の「街路灯一体式充電器」についてご紹介しました。その際、GoGoEVユーザー様から、「日本にも街路灯一体式充電器あるよ」とのコメント頂きましたので、日本の「街路灯一体式充電器」についてもご紹介したいと思います。


●GoGoEVコラム(2014年12月1日付)

-【EV】景観を崩さない!BMWの「街灯一体式充電器」

●GoGoEVコラム(2014年12月16日付)

-【EV】ドイツ・ベルリンで「街灯一体式充電器」の本格運用開始!


「街路灯一体式充電器」とは、街路灯に電気自動車の充電スタンドを組み合わせ、投資の重複を防止、コスト低減、充電スタンドの整備の効率化を目的とした充電スタンドです。日本で「街路灯一体式充電器」に取り組んでいるのは、松井電器産業(栃木県鹿沼市、山野井隆太社長)で、発光ダイオード(LED)街路灯に充電器を備えたもので、2011年10月より販売を開始しています。


(出典:松井電器産業)


特にケーブル内蔵式「EEL-001 Mode 3」は、200ボルトで2台同時に充電可能で、人体検知センサーも備えており、周囲に人がいないときは照明の輝度を落とし、人が近づくと輝度を高めることもできるそうです。


このほか、通信機能を付けたカメラも装備しており、街路灯周辺の映像を送信することができ、この機能を活用すれば防犯や災害時の情報収集などに使うことも可能となるというハイスペックな充電スタンドとなっています。


価格は、オープン価格でおよそ150万円~200万円ですが、2台の普通充電器、LED街路灯、防犯カメラを別々に購入する場合と比較すれば、お買い得とも言えます。


同社の「街路灯一体式充電器」では、充電器や街路としての役割だけでなく、防犯機能も兼ね備えた新たなインフラとして、機能性も売りにしていると考えられ、ドイツでの「街路一体式充電器」とは少し性質が違うようです。


会社の玄関前等の景観を美しく保持したい場所、人通りが少ない場所などで、この充電器が活躍しそうです。


●参考ウェブサイト

-松井電器産業ウェブサイト


(コラム執筆:toyasu)

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