GoGoEVは2013年6月より、福岡大学（福岡県福岡市）が実施するBreakthrough（ブレイクスルー）プロジェクトに協賛しています。Breakthroughプロジェクトとは、福岡大学経済学部で実施されていた「ベンチャー企業論」という講座から端を発し、企業や社会が抱える課題を大学生が現場に入り解決することを目指すもので、今年で4年目に入ったプロジェクトです。

●福岡大学BreakthroughプロジェクトWebサイト：

-http://asia-bpc.com/

その中でGoGoEVは、電気自動車普及を阻害する課題について、大学生と一緒にその原因を探り、解決を目指す取り組みを行ってきました。

今年はEVの可能性を調べるため福岡から宮崎、福岡から鹿児島間のEV旅行や、鳥取で行われたEV・PHVシンポジウム参加などを行ってきました。

●GoGoEVコラム【福岡大学Breakthroughプロジェクト・九州EV調査旅行（宮崎旅行編）】

-2014年8月28日付・・・1日目（福岡～宮崎）

-2014年8月29日付・・・2日目（宮崎〜福岡）

●GoGoEVコラム【福岡大学Breakthroughプロジェクト・九州EV調査旅行（鹿児島旅行編）】

-2014年9月3日付・・・1日目（福岡～鹿児島）

-2014年9月4日付・・・2日目（鹿児島〜福岡）

●GoGoEVコラム【福岡大学Breakthroughプロジェクト・EV調査旅行（鳥取旅行編）】

-2014年10月27日付・・・往路

-2014年10月28日付・・・EV・PHVシンポジウム出席

-2014年10月29日付・・・復路

本日は、昨年12月26日にEVではなく、国内外で広く売れている三菱自動車のアウトランダーPHEVに試乗し、調査旅行に出かけてきましたので、その内容をご報告します。

皆さん、はじめまして。本日のコラムは、福岡大学法学部3年生の古川裕貴が書かせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。

●出発（表示された電池のみでの予想航続距離：89km）

17：00　福岡大学発

これまでのEVによる旅行（私たちはキャラバンと呼ぶ）では、主に日産リーフを用い、充電器や車体の性能について調査してきました。一方、今回は三菱自動車のアウトランダーPHEVで出かけることにしましたので、主に車体性能について調査することになりました。

今回の旅行で使わせて頂いたアウトランダーPHEVは、九州三菱自動車 薬院店様によりお貸し頂きました。この場を借りまして、同店のご厚意に感謝いたします。

さて、大学の授業は本日まででした。2014年の全ての授業が終わり、夕方17時に車をお借りして、今回の参加メンバーを迎えに大学に向かいます。

年末の夕方ということもあり、福岡市内は大混雑でした。そのような道路状況を運転歴が浅く、また車幅が大きいアウトランダーで走行することは、最初とても緊張しましたが、思いのほか、車体の感覚を把握でき、次第にスムーズに運転することができるようになりました。

大学周辺にて他のメンバーと合流し、今回の旅行では長崎を目指します！

▲今回試乗したアウトランダーPHEV

今回のキャラバンではアウトランダーの車体性能調査と言う名目もありますが、同時に温泉に入ることも目的の一つとしましたので、まずは、長崎に向かう前に、武雄温泉で有名な佐賀県武雄市を目指します。

福岡市城南区より国道263号線を経て佐賀市へ向かいます。263号線には三瀬峠という急斜面で、急カーブが多い坂道がありますが、アウトランダーPHEVは何の苦も無く進みます。排気量の多さと4WDの力強さを身を持って体験することができました。

また、峠の頂上より下りではドライブモードをエンジンブレーキが強くかかる「Bモード」に切り替え運転します。 これによって、安定したドライブが楽しむことができました。さすがアウトランダーPHEVです。

本日の夕食は佐賀市内で取ります。今回の参加メンバーは全て20代前半の男性メンバーですので、今日はしゃぶしゃぶ店に入ることにしました。

晩御飯を食べ、再び長崎方面に向かいます。そして、23時頃、武雄市の旅館「京都屋」に到着し、温泉に入る事になりました。

気持ち良く温泉に入った後は、いざ、長崎へ！と行きたかったのですが、夜も更け始めます。そこで、武雄市から距離のある長崎市まで行くことを断念し、目的地を佐世保に変更し、向かう事になりました。佐世保市内には24時半頃に到着、市内を自動車で観光し、帰路につきましました。

それから伊万里、唐津を経由して福岡市内に無事に戻ったのは翌日の朝方。今回は以下のルートで運転を行いました。

今回の試乗で、アウトランダーPHEVの回生ブレーキによる充電性能や、車内の快適性などとても驚きました。一方、高速道路の運転や急速充電器での充電を行う事ができず、次回乗る機会があれば、試してみたいと思います。

今回も本当に素晴らしい体験となり、このような機会を与えて下さった関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。