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2015年9月28日

【GoGoEV】エコ電レース・くまもと 九州シリーズ戦(第一回)

GoGoEVコラムをいつもお読みくださりありがとうございます。さて、GoGoEVでは一昨年より電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)の普及や啓発を行う大学などのグループと共同プロジェクトを行っています。


本年は日本EVクラブ熊本支部さまよりお声かけ頂き、新たに「エコ電レース・くまもと 九州シリーズ戦」のスポンサーとして微力ながら大会を応援させて頂く事になりました。そこで、折角のご縁ということもありますので、本大会に纏わるコラムを複数回連載でお届けします。




○GoGoEV関連コラム:

-福岡大学Breakthroughプロジェクト・活動のご紹介(充電器ステッカープロジェクト)(2014年11月18日付)

-福岡大学Breakthroughプロジェクト・EV旅行4日目(京都~香川)(2013年10月8日付)



第一回の今回は「エコ電レース・くまもと九州シリーズ戦」とは何かということについて取り上げたいと思います。


エコ電気自動車レース(通称:エコ電レース・くまもと九州シリーズ戦)は、熊本にある熊西オートという自動車整備会社の上田 信博・照美夫妻の熱い想いから始まりました。今から15年前の2001年、ご主人が電気自動車の可能性に目をつけ、ガソリン車を改造したコンバートEVを創る「電気自動車つくろう会」を立ち上げます。そしてEVの勉強を始めます。


その3年後の2003年夏休み、突然ある高校の生徒さんが

電気自動車のことを教えてほしい

とやってきたのです。それは、上記「電気自動車つくろう会」で作った電動カートの噂を聞きつけたからとのこと。結局、その年は夏休みいっぱいかかって新しく1台の電動カートを作りあげることになります。


▲2001年に結成したEVつくろう会


いざ、作ってみると、走らせてみたくなるのが人情。どうせ走るのなら一台では面白くありません。他に無いのかな・・・そう思っていると、北九州の高校に電動カートが1台あることがわかり、夏休みを通して高校生が作った電動カート1台、「電気自動車作ろう会」で作った電動カート1台、そして市販のセニアカー1台の合計4台で、第一回エコ電レースを開催することになりました。


最初の会場は駐車場を借りてのレース。時間制限も無く、電池がなくなるまで楽しく走るというものでした。その後、会場を変え、大会は今年で13回目を迎えることになります。


▲2012年第11回エコ電レースの様子@グランメッセ熊本


この10年、参加する自動車の技術レベルもどんどん上がっています。ボデー、カウルなどの作り方を学んだり、バッテリをいかに効率よく使うか、どう冷やして、どのように効率充放電させるかなどです。色々な失敗もありましたが試行錯誤を繰り返し、単三電池で走らせることのできる今の姿になってきたのです。


▲第2回エコ電レースで疾走する参加EV


また、エコ電レース・くまもと九州シリーズの大会は毎年、体育の日の前日におこなわれています。これは、九州で唯一の電気自動車レースであり、多くの学生が集まる大会にするためには、レース後慌てて帰る必要のない日に設定したいとのことからです。


今年は、10月11日(日)に熊本市の田崎三陽自動車学校(熊本県熊本市西区田崎2丁目1-11)で行われます。どなたでも見学できますので、もしお近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。また、GoGoEVスタッフもウロウロしていると思いますので、もし見かけましたらお声をお掛け下さい!


大会が楽しみですね。


●参考ウェブサイト:

-日本EVクラブ 熊本支部

-田崎山陽自動車学校

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