GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2016年5月10日
日本の自動車市場を見ているとあまり実感する機会が少ないかもしれませんが、隣国中国のEV市場では中国メーカーのEVがゾクゾクと発表されています。
中国では、大気汚染対策として国をあげてEV/PHEVをはじめとするエコカーの積極導入を進めており、昨年2015年は約190,000台ものEV/PHEVが新たに購入されました。
中国でのEV/PHEVの自動車市場でのシェアは2015年が0.9%で、今年2016年は一般的に普及の目安と言われる1%の大台を超える勢いがあると考えられます。
◯GoGoEV関連コラム
【EV/PHEV】成長する中国EV/PHEV市場は、、、!?(掲載日:2016年2月5日)
本日のコラムでは勢いのある中国市場で発売されたEVと、先月末北京モーターショーで発表されたEVについて一部紹介します。
■BYD AUTO
BYD AUTOは2016年3月31日に「e5 300」及び「秦EV300」の二車種の発売を発表しています。
どちらの車種共に1充電当たり300㎞の連続走行が可能であるとしています。「秦EV300」は0㎞/hから100㎞/hまでの7.9秒だとしており、TESLAには及ばないものの、かなり高い加速度を持っております。
△出典:BYD AUTO公式サイト
■Dongfeng Citroen
Dongfeng Citroenは北京モーターショーにてE-Elyseeを発表しています。現行のC-ElyseeをEV仕様にしたものですが、1充電当たり250㎞の連続走行が可能とのことです。
本モデルに関して詳細は述べられていないとのことですが、2017年の発売に向け動いているようです。
△出典:Car scoops -Citroen E-Elysee EV Is A Sign Of Things To Come-
■LESEE
北京モーターショーで注目を集めたのがこのLESEE。LESEEはコンセプトカーではあるものの将来的に自動運転を実現させる予定であるとのこと。一部報道では車体技術等はAston Martin社とFaraday Future社から協力を得ている可能性があるとのこと。Faraday Future社はTESLAを追うべくアメリカで設立したベンチャー企業でコンセプトカー「FFZERO1」を今年の1月に発表しています。今後の動向に注目ですね。
以下はLESEEのコンセプト動画です。
以上、一部ですが中国でのEV車種について紹介致しました。日本メーカーにももちろん頑張ってほしいところですが、中国企業も中々に素晴らしい技術を持ってきています。日本のメーカーはPHEVは多く出していますが、
純粋なEVは日産Leaf e-NV200、三菱 I-MiEVシリーズであり、まだまだ車種としても選択肢が少なく寂しいところです。充電インフラは十分とは言えないものの、整ってきている段階なので筆者としては、日本のメーカーにも航続距離を伸ばしたEVのラインナップを増やしてもらいたいところです。
●参考ウェブサイト:
BYD 公式サイト ニュースリリース(中国語サイト)
2024年11月18日 【結果報告】環境問題への対策のための実証実験【昼充電へのシフトによる環境貢献】New |
2024年11月5日 環境問題への対策のための実証実験が終了しました【ご協力への感謝と参加特典のご案内】 |
2024年10月17日 パワーエックス 月額プラン「PowerX First」の提供開始を発表!業界最安級の従量課金制でEV充電のファーストクラスを実現 |
2024年10月1日 idemitsuでんきの【3つのおトク】!新規入会で電気料金が割引になるキャンペーンも実施中!【11月30日まで】 |
コメントをするにはログインまたはユーザー登録が必要です