【EV中古車】中古EVの価格調査(2016年6月30日調査)

掲載日:2016年7月1日

GoGoEVでは定期的に電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)の中古車価格を調査しています。前回は今年の4月始め、その前は昨年末に調査を実施しました。前回調査よりおよそ三か月が経ち、また、去年の同時期にも調査を行っていることから、比較も含めて今回、中古車価格調査を行いました。

これまで同様、調査に用いるウェブサイトは、大手中古車検索サイトである、カーセンサー(http://www.carsensor.net/)とGoo-net(http://www.goo-net.com/)で、掲載台数が多い順で並べました。
なお、カーセンサーおよびGoo-netの両方に同じ自動車が掲載されている場合もありますので、両方の合算が中古車市場の全体数とはなりませんのでご注意ください。

●日産・LEAF
航続距離延長モデルがリリースされおよそ半年が過ぎ、30kWhモデルの中古車も市場に出始めています。価格全体は落ち着いており、お手頃な中古車も散見されます。
・新車定価:204.0万円〜(補助金交付後、税抜き)
カーセンサー(掲載数:784台):59.9万円〜319.8万円(車両本体価格のみ)、平均167.7万円(3.5万円下落)
Goo-net(掲載数:849台):59.9万円〜327.0万円(車両本体価格のみ)、平均152.5万円(11.3万円下落)


●三菱・アウトランダーPHEV
アウトランダーPHEVの中古車在庫台数は減少傾向にあり、それを反映してか平均価格は3ヶ月前に比べて若干上がっています。
・新車:286.5万円〜(補助金交付後、税抜き)
カーセンサー(掲載数:412台):173.0万円~458.0万円(車両本体価格のみ)、平均290.9万円(5.6万円上昇)
Goo-net(掲載数:383台):173.0万円~458.0万円(車両本体価格のみ)、平均240.4万円(1.4万円上昇)


●トヨタ・プリウスPHV
新型プリウスPHVの発売を前、現行モデルについてはあまり在庫に動きがみられません。そのためか、僅かながら値下がりしています。
・新車定価:241.4万円〜(補助金交付後、税抜き)
カーセンサー(掲載数:253台):118.0万円〜281.0万円(車両本体価格のみ)、平均189.2万円(8.1万円下落)
Goo-net(掲載数:249台):118.0万円〜335.0万円(車両本体価格のみ)、平均200.7万円(8.4万円下落)


●三菱・アイ・ミーブ
アイミーブについては、過去1年間で比べても在庫台数ならびに平均価格が大きく変動していないことが分かります。まるで、需要と供給が一致しているかのような状況です。
・新車定価:160.4万円〜(補助金交付後、税抜き)
カーセンサー(掲載数:144台):55.0万円〜138.9万円(車両本体価格のみ)、平均93;8万円(0.8万円上昇)
Goo-net(掲載数:136台):49.7万円〜158.0万円(車両本体価格のみ)、平均109.3万円(2.5万円上昇)


●三菱・ミニキャブ・ミーブCD
ミニキャブ・ミーブのバンタイプは若干の在庫台数減が起きています。また、価格もアイミーブより若干高くなっており、商品も動いているようです。
・新車:144.9万円〜(補助金交付後、税抜き)
カーセンサー(掲載数:45台):58.8万円~162.0万円(車両本体価格のみ)、平均105.1万円(3.5万円下落)
Goo-net(掲載数:50台):59.8万円〜162.0万円(車両本体価格のみ)、平均-万円

●BMW・i3
徐々に在庫が増え、中古車の価格帯も幅を持ち始めました。BMWの主力EVであることからも、徐々に市場に出回るようになるのでしょうね。
・新車:422.0万円〜(補助金交付後、税抜き)
カーセンサー(掲載数:31台):308.8万円~403.0万円(車両本体価格のみ)、平均359.9万円(22.6万円下落)
Goo-net(掲載数:24台):307.0万円~403.0万円(車両本体価格のみ)、平均-万円

●BMW・i8
意外に在庫台数が多いのが、このBMW i8です。前回調査からカーセンサーの平均価格で65万円、前々回の半年前に比べて130万円以上の値下がりです。
・新車:1690.0万円〜(補助金交付後、税抜き)
カーセンサー(掲載数:29台):1450.0万円~1948.0万円(車両本体価格のみ)、平均1708.1万円(64.9万円下落)
Goo-net(掲載数:22台):1520.0万円~1948.0万円(車両本体価格のみ)、平均-万円



●三菱・ミニキャブ・ミーブ・トラック
既に製造が終了したミニキャブ・ミーブトラックですが、そのためか中古車市場での価格も若干値上がりしています。
・新車:135.3万円〜(補助金交付後、税抜き)
カーセンサー(掲載数:30台):75.6万円~152.0万円(車両本体価格のみ)、平均101.4万円(8.1万円上昇)
Goo-net(掲載数:29台):75.6万円~129.0万円(車両本体価格のみ)、平均-万円

●スマート・フォーツーエレクトリックドライブ
スマート・フォーツーエレクトリックドライブは前回調査に比べ、平均価格が10万円以上下がりました。既にスマートからのEVモデルの販売は終わっており、また、中古車ではある程度お手頃な値段で買えるようになってきました。
・新車:242.8万円〜(補助金交付後、税抜き)
カーセンサー(掲載数:25台):95.0万円~398.0万円(車両本体価格のみ)、平均122.2万円(11.5万円下落)
Goo-net(掲載数:18台):93.4万円~399.0万円(車両本体価格のみ)、平均-万円

●テスラ・モデルS
モデルSも中古車市場で在庫が徐々に増え始めましたね。ただ、中古車になっても1000万円を超える場合が多く、まだまだ簡単に手が届くような自動車とは言えなさそうですね。
・新車:677.0万円~
カーセンサー(掲載数:11台):798.0万円~1850.0万円(車両本体価格のみ)、平均-万円
Goo-net(掲載数:6台):968.0万円~1850.0万円(車両本体価格のみ)

●テスラ・ロードスター
ここ1年、ほぼ在庫台数は大きく変化していません。やはりそもそも市場に出回った台数が少なかった影響もありそうです。一方で、遂に500万円を切る中古車も現れはじめています。
・新車:-万円
カーセンサー(掲載数:6台):519.9万円~780.0万円(車両本体価格のみ)、平均-万円
Goo-net(掲載数:3台):498.8万円~589.0万円(車両本体価格のみ)、平均-万円

以上、2016年度2回目の調査を行いました。三菱アウトランダーPHEVは、三菱自動車の今回の燃費不正の影響を受けたとは言え、少なくとも中古車市場でも人気のある車である事が継続している様子がわかりました。一方で、今年の秋に出る予定の新型・プリウスPHVについては、期待が高まっているためか、現行モデルについては動きが少なく、様子見がされている状況が推定される状況にあります。

また、今回の調査で特徴的だったのが、これまでの本調査において海外メーカー製の中で最も中古車の在庫台数が多かったsmart for two Electric driveが、BMW i3、i8の2車種より在庫台数で逆転されたことにあります。すなわち、BMWの2車種が思った以上に日本市場で受け入れられ始め、一部が中古車として出回っているらしいことが想像できる状況となっています。

今秋以降、プリウスPHVの発売が市場にどのような影響を与えるかわかりませんが、引き続きEV・PHEVの中古車市場の動きをウォッチしていきたいと思います。

○GoGoEV関連コラム:
-【EV中古車】中古EVの価格調査(2016年4月8日調査)
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