【EV】小型モビリティと街づくりの今 ~実証試験「その後」まとめ ~

掲載日:2016年10月28日

電気自動車や充電施設に関して、
官民それぞれいろいろな実証試験が実施されてきました。

GoGoEVニュースでも何度か紹介してきましたが、
実証試験の中でも多いのが、小型モビリティを貸し出して、
観光の足にしようといった取り組みなどが各所で行われていました。

しかし、こういった実証試験は開始するときは話題になるものの、
結果どうだったのか、失敗か成功かといったことが分からないままに
なることが多いと思います。

「あの人は今」よろしく、実証試験を経て今どんな形になっているのか調べてみました。


■超小型EV「MC-β」再生可能エネルギーによる実験走行(ホンダ)(当時のニュース記事
【概要】
・2013年11月から宮古島、さいたま、熊本市で実証試験開始
・超小型EV利用モデルの提案を目指すプロジェクト
・小型電動モビリティーの活用方法やニーズを探索

【現在の状況】
・2016年3月に終了。続報無し

■チョイモビ・ヨコハマ プロジェクト(日産)(GoGoEVでも登録してみました
【概要】
・横浜市と日産による超小型EVによるカーシェアリング実証試験
・第一期:2013年10月~2014年9月
・第二期:2014年11月~2015年9月
・会員数は一万人を超える

【現在の状況】
・実証試験は終了。
・横浜市の日産レンタカーにてレンタル可能



△出展:日産ホームページ

■西濃運輸と日野、EV小型トラックの実証運行(当時のニュース記事
【概要】
・2013年5月下旬より開始し、約1年間実施
・実際に集配業務で使用

【現在の状況】
続報無し。

■Times Car PLUS TOYOTA i-ROAD Drive(当時のニュース記事
【概要】
・2015年4月10日~2015年9月30日までの約6ヵ月間
・トヨタの「i-ROAD」を使用
・東京都心部にてワンウェイ型シェアリングサービスの実証試験

【現在の状況】
・実証試験第二弾「Times Car PLUS TOYOTA i-ROAD Drive」実施中
・配置ステーションが「4か所→65か所」に大幅拡大
・i-ROADに加え、COMS(1人乗り小型EV:トヨタ)も選択可能

■超小型EVで巡る本部半島「Ha:moちゅらまーい」プロジェクト(当時のニュース記事
【概要】
・2016年1月~実施中
・観光に特化したパーソナルモビリティのカーシェアリングの実証試験
・ホテルを中心に30台の超小型EVを導入

【現在の状況】
・2016年12月末まで実施予定



小型モビリティの地域活用は国土交通省が力を入れているプロジェクトですが、
実証試験が単発で終了となり、その後実用的に運用している例を見つける方が難しい状況です。

1万超の会員数を持つ横浜市の「チョイモビ」でさえ、
採算が取れず終了となっています。

個人的な意見ですが、観光客の足としての役割はレンタカーで充足しているのでは、と思います。
最近ではUberのような便利で気軽な移動手段も登場していますしね。

地域の人の足として、小型モビリティの活躍シーンを絞るのは良いかもしれません。

今の段階だと「借りに行く手間」「返す手間」があるため、利便性は良くないですが、
自動運転が実用化されると使いたいときに呼び出したり目的地へ移動したりと、
特に高齢者の方向けに重宝されるのではないかと思います。

小型モビリティが物珍しいという時期は過ぎました。
一般自動車にはできないこと、ならではの魅力をアピールし、
利便性向上のために知恵を絞らなければならないですね。

この記事に対するコメント

HONDAの宮古島実証では、追加報告がされてました。
http://www.honda.co.jp/environment/topics/topics82.html

投稿者 : kent_tiger

投稿日時 : 2016-12-05 16時45分

最近、高齢者による交通事故が多くなってきてますが、小型モベリティ+自動運転システムを組み合わせて高齢者に無償もしくは安くリースすれば事故が減るのではないでしょうか。
都市部では交通機関が発達してますが、田舎では車が無いと移動できないことも多く
最近ではガソリンスタンド閉鎖に伴い、田舎では高齢者が出かけない様になっているようです。
電気は、まず国内ではどんなところでも給電されておりますので、警察庁・厚生労働省あたりが主として法改正に動いてほしい所です。

投稿者 : kent_tiger

投稿日時 : 2016-12-05 16時49分

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