【充電スタンド】2016年の充電スタンド設置状況を振り返る

掲載日:2016年12月30日

2016年も年の瀬が近づいて参りましたが皆様、いかがお過ごしでしょうか。ここ数年、政府による後押しもあり、充電スタンドの整備も加速度的に進んできました。2016年は政府による補助施策も若干変更になった年でもあります。それまで急速充電器を中心に補助が行われてきましたが、普通充電器による基礎充電に軸足が移ってきました。それに伴い、GoGoEVに登録されている充電スタンドもここ数ヶ月、普通充電スタンドが急速に増加しています。
そこで本日のコラムでは、2016年の充電スタンド設置状況をGoGoEVデータから振り返ってみたいと思います。

○GoGoEV関連コラム:
-【補助金】次世代自動車普及のための補助金ってどんなのがあるの?(2015年3月17日付)
-【充電スタンド】急速充電スタンドの現時点のニーズって何?(2016年5月2日付)

まず、2016年はそれまで数百億円単位で要求されていた充電スタンドの整備のための補助金が、それまでの1/10程度となりました。同時に、整備方針もそれまでの急速充電スタンドによる緊急時充電対応から、一定時間の滞在を行う場所での基礎充電を推奨するため、200V普通充電器の整備が主軸として設定され、事業所やマンション、また、宿泊施設などへの補助が中心的に行われ始めました。

▲H28年度の経済産業省による充電スタンド補助施策(出典:経済産業省ウェブサイト)

これにより、2016年4月以降、GoGoEVに登録される充電スタンド数も普通充電スタンドの伸びが一気に増加する事になります。特に、急速充電スタンドの2016年4月からの増加数が200件程度であったのに対し、普通充電スタンドは4月から12月の9ヶ月間で3,000件以上の増加となりました。なかでも、トヨタディーラーや自動車整備工場、コインパーキング、商業施設、宿泊施設などは重点的に導入、整備したように思われます。

▲2016年のGoGoEV登録充電スタンド数推移

累計の登録充電スタンド数も4月より順調に増加していましたが、9月以降、一旦、18,000件程度で足踏みしましたが、12月以降、急速充電スタンドも含めて設置が再開したことから、再度増加し始めています。例年、年度末にかけて充電スタンドの工事が進むため、もう少しの登録の伸びは期待できそうです。ただし、今後、充電スタンドの補助は絞られる方向であることから、パブリックの充電スタンド数は20,000件程度でひと段落しそうな状況ではないかと予想されます。

また、これまでのGoGoEV充電スタンド登録数をウェブサイト開設以降で、以下の図にまとめてみました。これをみると、2014年から2015年にかけて急速充電スタンドの整備が一気に進み、2016年は普通充電スタンドの整備が進んだことが良くわかりますね。

▲2011年以降のGoGoEV登録充電スタンド数推移(~2016年末時点まで)

現在の政府の施策や充電スタンドの整備状況などから、今後、大幅な充電スタンド数の増加は期待できないでしょう。このことからも、既に整備された充電スタンドをうまく活用する事が、今後、より求められてくると思われます。GoGoEVは来年も電気自動車・プラグインハイブリッド車ユーザーの皆様の利便性向上を目指し、より多くの充電スタンド情報を登録していくと共に、それぞれのスタンドの情報精度向上に努めて参りたいと思っています。2017年もどうぞよろしくお願いいたします。

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