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2017年12月8日

【東京モーターショー2017】ポルシェが提案する電動自動車

東京モーターショーが終了し、およそ1ヶ月が経ちました。先月23日(祝・木)から26日(日)には名古屋で、また、今週末からは大阪でモーターショーが開催されます。各地で行われるモーターショーに足を運ばれる方も多いかと思いますが、東京モーターショーでの見どころについて、事前にチェックしておけば、さらに楽しめるかも知れません。


GoGoEVコラムでは、先々週より、東京モーターショー2017において展示された電動自動車(電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池自動車)を、各社ごとのラップアップしてきました。

これまで8回にわたって、一社ずつ取り上げてきました。第一回はトヨタ自動車、第二回はHONDA、第三回は日産自動車、第四回は三菱自動車、第五回はダイハツ、第六回はSUZUKI、第七回は独メルセデスベンツおよびSMART、第七回はフォルクスワーゲン、第八回はAUDIについて見てきました。


第九回目の今回は、ポルシェの提案する電動自動車を紹介したいと思います。


●GoGoEV関連コラム

-【東京モーターショー2017】コンセプトカーから、東京モーターショー2017を読み解く(2017.11.03付)

-【東京モーターショー2017】トヨタ自動車が提案する電動自動車(2017.11.11付)

-【東京モーターショー2017】HONDAが提案する電動自動車(2017.11.14付)

-【東京モーターショー2017】日産自動車が提案する電動自動車(2017.11.17付)

-【東京モーターショー2017】三菱自動車が提案する電動自動車(2017.11.20付)

-【東京モーターショー2017】ダイハツが提案する電動自動車(2017.11.22付)

-【東京モーターショー2017】SUZUKIが提案する電動自動車(2017.11.24付)

-【東京モーターショー2017】メルセデスベンツ・SMARTが提案する電動自動車(2017.11.27付)

-【東京モーターショー2017】フォルクスワーゲンが提案する電動自動車(2017.12.01付)

-【東京モーターショー2017】AUDIが提案する電動自動車(2017.12.04付)


フェルディナント・ポルシェによって創業されたポルシェは、高級スポーツカーで知られるドイツ・シュトゥットガルトに本拠地を置く自動車メーカーです。現在はフォルクスワーゲングループの一角を占めますが、創業者のフェルディナント・ポルシェはダイムラーで設計を行っていた事などもあります。

同社はこれまで、PHEVを中心に電動車両の展開を行ってきました。2013年には、パナメーラのプラグインタイプを発表、その後、カイエンのプラグインタイプなども展開しています。


今回の東京モーターショーでは、マイナーチェンジを行った、パナメーラターボ S E-hybridおよびパナメーラ 4E-hybrid Sport Turismoが展示されました。


新型パナメーラターボS E-hybrid および パナメーラ 4 E-hybrid Sport Turismo

パナメーラにはV6ターボエンジンを搭載し後輪駆動の「パナメーラ」、同じくV6ターボエンジンで4WDの「パナメーラ 4」、 V6ツインターボエンジンで4WDの「パナメーラ4S」、V8ツインターボエンジンを搭載した「パナメーラターボS」などがあります。このうち、電動車両となっているパナメーラ4 E-hybrid Sport TurismoおよびパナメーラターボSのPHEV2車種が今回の東京モーターショーで公開されました。


特に、パナメーラターボS E-hybridは、マイナーチェンジが行われ、Li電池容量も9.4kWhから14.1kWhに増加、EV走行がおよそ30kmから50km(JC08モード換算)となっています。また、これまで、出力244kW・V6ターボエンジンだったものが、404kW・V8ターボエンジンになり、総出力も306kWから504kWに増加しています。

それに伴い、価格も、先代が1500万円~であったのが、新モデルは2800万円~になりました。


▲新パナメーラTurbo S E-Hybrid(左写真左、右写真)とパナメーラ4 E-Hybrid Sport Turismo(左写真右)


ポルシェのPHEVはまさにスポーツカーとして電気モーターとエンジンとの組み合わせを追求したと言えるのではないかと思います。値段は他社の電動車両とは少し異なるところもありますが、今後もポルシェでしか実現できない電動車両の開発・展開を見せて頂けることを期待したいと思います。

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