ドイツのメルケル首相は、２０２０年までに国内でＥＶを１００万台を普及させる目標をあらためて確認しました。２０２０年というと後７年しか残されておりませんが，これまでのドイツでのEV販売実績はわずか７０００台。この数字をみると，ずいぶん思い切った目標のようにも見えますが，メルケル首相はこの目標について「野心的だが，実現する見込みは十分にある」と述べました。

画期的な方策がなければ，この数字は達成できそうもありません。しかし、ドイツはEV購入補助を行っていないので，この言葉の自信がどこからきているのでしょうか。しかし，企業レベルでの開発は着実に進んでおり，ダイムラー・ベンツ・VWが近々EVモデルを販売する予定です。

２０２０年までに１００万台のEVを普及させるためには国の後押しが必要不可欠ですので、今後のドイツの政策に注目です。

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Sankei Biz