米国日産が7月8日、全米21市場、100ヵ所以上のリーフ取扱いディーラにAerovironment社製急速電器を設置すると発表しました。

米国日産ではこれまで、西海岸の主要都市（サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴ、サクラメント、シアトル）にある24のディーラに急速充電器を設置し、4ヶ月にわたってデータ取得などを行ってきました。これまで、およそ5600回の充電が行われ、各スタンドは1日平均4.5回利用されましたが、設置の認知が広がるにつれ、利用が増加した結果が得られています。

この夏から、東海岸を手始めとして設置を始め、2014年4月1日（日本の今年度）までに100ヵ所の充電スタンドを設置する予定との事です。

また、米国日産は急速充電器メーカとして、米国の充電器市場で比較的古参のAerovironment社をパートナーとしており、米国市場で根付く姿勢が伝わってきます。

日本では既に1000ヵ所以上の日産ディーラに急速充電器が設置されていますが、今後、アメリカでも同様の動きが始まるとのこと、普及への期待が高まりますね。