独フォルクスワーゲン（VW）が2015年、日本市場にプラグインハイブリッド車を投入するとの報道がありました。2014年以降、電気自動車（EV）、プラグインハイブリッド車（PHV/PHEV）の日本市場投入が加速し、それ以降、EV、PHV/PHEVが本格的に普及するターニングポイントが近づいてきたかも知れません。

2014年1月24日付のGoGoEVコラムでも取り上げましたが、VWは今年、「e-golf」および「e-up!」のそれぞれの電気自動車を日本で発売すると公式に発表しています。

▲e-golf

一方、VWは東京モーターショーにおいて、プラグインハイブリッド車を数車種展示しました。その一つが、Twin-up!という、ディーゼルエンジンを積んだプラグインハイブリッド車です。

▲Twin-UP!

それに対し、2015年に日本で発売を予定しているPHVも小型車ベースであるとの報道もあり、おそらく、UP!もしくはgolfをベースとしたものになると考えられます。また、今年のEV、PHVの発売に合わせ、国内約250の全販売店に普通充電器を設置する計画もあるということです。

VWのgolfは輸入車初の日本カーオブザイヤーになり、今後、日本でも人気が高まることも予想されます。

日本勢、海外勢共に、様々な種類の電気自動車、プラグインハイブリッド車が市場に出ることで、競争が加速し、価格も下がってくることを期待します。

●参考WEBサイト

-VW、15年に日本でプラグインHV　17年ぶりディーゼルも （日本経済新聞）