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2014年9月26日

【EV】中国現地専用ブランドの電気自動車「e30」の販売が開始(日産)

先日、日産自動車(以下、日産)と、中国・東風汽車との合弁会社である東風日産が、自社ブランド「VENUCIA(ヴェヌーシア)」において、電気自動車(EV)「e30」を9月より発売すると発表したことを当コラムにて取り上げました。この「e30」の正式販売が、今月10日より開始されましたので、取り上げたいと思います。


●EV関連コラム(2014年5月22日)

-【EV】中国現地専用ブランドの電気自動車「e30」を販売(日産自動車)


「e30」の価格は267,800元(約467万円)と、日本で販売されているEVの価格と比べても高価になっています。しかし、中国政府は新エネルギー車の普及支援の一環として購買に係る免税措置を設けており、その対象車両であることから、最大57,000元(約99万円)の補助金が支給されることになります。


最初は、北京、上海、広州、深セン、大連、武漢、天津、鄭州、杭州の9都市で発売され、来年には、中国全土で販売する予定だそうです。


▲Venucia e30(出典:日産ウェブサイト)


また、「e30」は普通充電、急速充電どちらも使用でき、消費電力は、1kmあたりわずか0.146kwと、ランニングコストは、中国で販売されている同クラスのガソリン車の約7分の1となります。さらに、急速充電を利用した場合、わずか5分の充電で約60kmの走行が可能とのことです。


品質と安全については、中国各地域でのパイロットプログラムを通して、合計300台以上の「e30」が、総計500万kmの距離を問題なく走行しているとのことです。


中国ではEVに対して、比較的十分な補助金が支給される見込みであり、今後、普及が加速しそうですね。また、急速充電が5分で60km走行できるとの点も興味深く、どのようなシステムが用いられ、また中国国内で整備されていくか、インフラの充実度も気になるところです。


●参考ウェブサイト

-日産自動車ニュースリリース(2014.09.10) 

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