EV充電関連ニュース&お知らせ

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2015年5月26日

【EV/PHEV】EV充電スタンドって実際多いの!?

先日、米電気自動車ベンチャー「テスラモーターズ」のCEO(最高経営責任者)イーロンマスク氏が日本でEV充電スタンドを増設すると発表しました。EV充電スタンドはテスラのものだけでなく、CHAdeMOも200Vも含めて、着実に増えつつあるように思います。


最近、皆様のまわりでも「EV充電スタンドが増えて来たね」とか、「こないだ充電スタンドを見つけたよ」とかのお話を聞かれたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで本日のコラムでは、実際にEV充電スタンドがどの程度増えてきたのかを、GoGoEVに掲載されたデータを用いてみてみたいと思います。


現在、GoGoEVに登録されている5月25日(月)時点の充電スタンド登録数は、11,946件となっています。なお内訳は急速充電器5,716件、普通充電器8,659件です。では、推移はどのようになっているでしょうか?過去3年分の年度末における急速充電器と普通充電器数の推移を見てみましょう。


▲CHAdeMO充電器数の推移(出典:GoGoEV登録データ)



▲普通充電器数の推移(出典:GoGoEV登録データ)


現在、高速道路やコンビニなどへのCHAdeMO充電スタンドの設置、また、宿泊施設やコインパーキングへの普通充電器の設置も積極的に行われており、買い物や旅先で充電可能な場所が徐々に増えてきています。充電器がある宿泊施設・旅先を選ぶのもEV/PHEVでの旅行の楽しみかも知れません。


また、H26年末時点の日本の純EV保有台数は約71,000台と推定されます(※1)。簡単な計算としてスタンド一基あたりでカバーできるEVの数を計算してみますと、71,000台(EV)÷11,946件(充電スタンド)=約6台となります。すなわち、充電スタンド1つに対してEV車6台をカバーしていることになります。


ところで、ガソリン車の場合はどうでしょうか。日本の自動車車保有台数は約8,000万台(※2)と言われています。また、ガソリンスタンドの数は約34,700箇所です。

EVと同様に計算してみると、8,000万台(自動車保有台数)÷34,700件(ガソリンスタンド数)=約2,300台です。つまり、ガソリンスタンドの場合、1スタンドに対する自動車の数が多いことが分かります。


給油時間・充電時間の違いや、ビジネスモデルの違い、自動車のシステムの違いもありますが、EVがこれまでの自動車とはまるで異なることが良くわかる一つのデータと言えますね。


このところ、さまざまな充電スタンドにて充電待ちが徐々に増えてきているようですが、今後さらにEVが普及すると、ますます充電器が必要になるでしょう。GoGoEVでは、充電器の空いている時間を曜日ごと・時間ごとに集計しており、また、充電記録の投稿もできますのでぜひご活用下さい。GoGoEVも皆様と一緒に、よりEV/PHEVが使い易い社会を目指して貢献していきたいと思います。


●参考ウェブサイト:

-テスラのイーロン・マスクCEO「日本で整備拠点を新設」 安倍首相と懇談も(ハフィントンポスト)

(※1)H25までのEV販売台数(次世代自動車振興センター)

(※1)H26のEV販売台数

(※2)自動車保有台数(平成27年1月末時点)

(※2)ガソリンスタンド数

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