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2017年11月20日

【東京モーターショー2017】三菱自動車が提案する電動自動車

東京モーターショー2017において展示された電動自動車(電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池自動車)について、ラップアップしています。第一回はトヨタ自動車、第二回はHONDA、第三回は日産自動車について、それぞれの展示内容をみてきました。

本日、第四回目コラムでは、電動自動車に早くから取り組んでいる、三菱自動車を取り上げます。


●GoGoEV関連コラム

-【東京モーターショー2017】コンセプトカーから、東京モーターショー2017を読み解く(2017.11.03付)

-【東京モーターショー2017】トヨタ自動車が提案する電動自動車(2017.11.11付)

-【東京モーターショー2017】HONDAが提案する電動自動車(2017.11.14付)

-【東京モーターショー2017】日産自動車が提案する電動自動車(2017.11.17付)


MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT

今回の東京モーターショーの三菱自動車ブースにおける最大の見どころは、同社がこれまでのSUV開発で培った四輪制御技術とEV・PHEV技術とを組み合わせ、それらが進化した「Mitsubishi e-EVOLUTION CONCEPT」の提案でした。


フロントに1機、リアに2機のモーターを搭載したトリプルモーター方式の4WDを採用、日常走行からスポーツドライビング、高速走行などの走行状況、また、道路環境や交通状況を認知したドライビングを実現するというコンセプトになっています。

また、人工知能(AI)を搭載し、ドライバーの運転技量を向上させるメニューを音声対話やディスプレイを通してアドバイスする機能なども搭載されている特徴があります。担当者からお話を伺うと、まさに、EV・PHEVの技術を最大限引き出すSUVという感触を受けました。

デザインも東京モーターショー2015で展示された「MITSUBISHI eX Concept」の面影を感じさせつつ更に進化した、まさに次世代SUVといった印象でした。



▲MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT


アウトランダーPHEVパワートレイン

三菱自動車のブースでもう一つ、目を引いたのが、アウトランダーPHEVのパワートレインのみのスケルトンモデルでした。電動駆動系システムをオレンジ色、ガソリン駆動系システムが銀色で区別され、フロントモーター&エンジンおよびリアモーター、リチウムイオンバッテリー、ガソリンタンク等がどのように配置されているのか、視覚的にとても分かり易く展示されていました。


▲アウトランダーPHEV パワートレイン展示


三菱自動車のブースの電動車以外では、エクリプスクロスやACTIVE GEARなどの展示も行われていましたが、やはり、一番のアピールは電動自動車+SUVでした。アウトランダーPHEVでの成功をさらに広げ、さらに進化した電動自動車の展開を期待できそうです。

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