【東京モーターショー2017】フォルクスワーゲンが提案する電動自動車

掲載日:2017年12月1日

2017年10月27日(金)~11月5日(日)に行われた東京モーターショー2017において展示された電動自動車(電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池自動車)について、各社ごとのラップアップを先週・先々週と行ってきました。
これまで7回にわたって、トラックタイプを除く日本メーカーおよび海外メーカーについて取り上げてきました。第一回はトヨタ自動車、第二回はHONDA、第三回は日産自動車、第四回は三菱自動車、第五回はダイハツ、第六回はSUZUKI、第七回は独メルセデスベンツおよびSMARTについて見てきました。

前回に引き続き、第七回目も海外メーカーの提案する電動自動車について取り上げたいと思います。今回は、フォルクスワーゲンを紹介したいと思います。

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ドイツ・ヴォルフスブルクに本拠地を置くフォルクスワーゲンは高品質・低価格帯の一般乗用車として世界で広く知られています。世界の自動車生産台数では、2016年にフォルクスワーゲングループが世界一位を記録するなど、世界的にも知られています。

2015年にディーゼル車の排ガス不正問題が発覚して以降、同社は環境対策とし電動化・プラグイン化を急いできました。そして、2025年までに年間100万台の電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド車(PHEV)を販売する計画があります。それでは、以下、今回の東京モーターショーにてフォルクスワーゲンが展示した電動自動車を見ていきたいと思います。

I.D. BUZZ


I.D. BUZZは同社のコンセプト「We make the future real.」を表したコンセプトカーであり、自動運転EVです。デザインはマイクロバスのコンセプトを具現化しており、バンタイプでかつて人気のあったのフォルクスワーゲン タイプⅡを彷彿とさせます。気になるEVとしての性能は、欧州のNEDC走行モードで航続距離600kmとされています。


▲I.D. BUZZ

コンパクトカーやセダンタイプ、SUVなどの電気自動車・プラグインハイブリッド車が多い中、フォルクスワーゲンがバンタイプを提案したことは、とても新鮮に映りました。

e-GOLF / GOLF GTE / Passart GTE


I.D. BUZZ以外では、日本国内で既に販売されていたPHEVのPassart GTEおよび、10月19日より受注を開始したEVのe-GOLFとPHEVの新型「GOLF GTE」が展示されました。

e-GOLFは35.8kWhのバッテリーを搭載し、CHAdeMO充電器にも対応した電気自動車です。また、航続距離は301km(JC08モード)となっています。気になる価格は499万円から。
なお、e-GOLFを購入する場合はウェブサイトからの申込みが必要です。

▲e-GOLF

GOLF GTEは、既に国内で販売されていたPHEVで、今回、新型バージョンとして発表されました。形状やインテリアなどは、e-GOLFととても似ていますが、フロントグリルに少し違いがあります。
また、e-GOLFとの共通点でもありますが、いずれも、エンブレムマークである「VW」の部分を開閉し、充電ができるようになっているのも特徴です。

▲GOLF GTE

Passart GTEもGOLF GTEと同様、既に国内でも販売されていたPHEVです。セダンタイプとハッチバックタイプの二種類がありますが、東京モーターショーではセダンタイプの展示が行われていました。

▲Passart GTE

以上、独フォルクスワーゲンが東京モーターショーで展示した電動自動車について見てきました。I.D. BUZZのような、近未来のEV&自動運転車などもありながら、実際に販売中、ないしは販売を開始した自動車に厚みを持たせていた点に、フォルクスワーゲンが目指す「2025年までに新車販売100万台を電動化」の本気度を感じました。
今後のEV・PHEVについても期待できそうです。

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