【充電スタンド】2017年の充電スタンド設置状況を振り返る

掲載日:2017年12月29日

2017年も残すところあと数日になりましたが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。充電スタンドの整備に対する政府の補助施策も2015年度で一旦目処がつき、今年度は昨年度より7億円減額の18億円の予算となっています。それを受け、公共充電スタンドとしてGoGoEVに登録されている件数も、微増と言った状況となっています。

そこで本年最後のGoGoEVコラムでは、2017年の充電スタンド設置状況をGoGoEVデータから振り返ってみたいと思います。

○GoGoEV関連コラム:
-【充電スタンド】2016年の充電スタンド設置状況を振り返る(2016年12月30日付)

まず、2017年の充電スタンド整備のための補助施策をみてみたいと思います。経産省は今年度、大きく2つの方針を掲げました。一つは、公共用充電スタンド整備の拡充、もう一つは、共同住宅への充電器設置によるEV・PHEV需要の掘り起こし、です。

前者については、電欠の懸念を払拭するための空白地域を埋めるとともに、道の駅や高速道路SA・PA等のわかりやすい場所に急速充電器の追加設置を進めています。また、急速充電器メインでこれまで進められていた充電スタンド整備を、集客数の多い目的地への設置に切り替えてきました。その一例が、商業施設などです。

さらに、マンションなどの共同住宅は現在、国民の約4割が居住している現状から、それら駐車場への設置がEV・PHEVの普及に有効だと考え、普通充電器の設置が行われています。
▲H29年度の経済産業省による充電スタンド補助施策(出典:経済産業省ウェブサイト)

これら施策の結果、商業施設などにおいて、複数台〜数十台程度の普通充電器が設置されるようになってきました。ただ、GoGoEVでは充電器数ではなく、充電スタンド数を記録してきたため、その数においてはあまり増加していない状況です。

これにより、2017年の1年間で増加した充電スタンド数は539箇所(急速充電スタンド:217箇所、普通充電スタンド:364箇所、うち重複箇所:42箇所)となりました。

▲2017年12月までのGoGoEV充電スタンド登録数

上のグラフは、GoGoEVが運営を開始して以降の各年度末の登録数と、この12月末時点のデータを表示していますが、とりわけ今年は増加数が多くないことが見てとれます。これらデータを見てもわかりますが、充電スタンドの整備としてはある程度完了し、今後はそれを活用するフェーズに入っているということでしょう。
ただ、新たに発生している「充電混雑」などに対し、器数の増加や充電器自体のアップグレードなど、新たな問題に対する対処も今後、求められるようになると考えられます。来年はより柔軟な充電スタンドの整備を期待したいと思います。

GoGoEVにおきましても、2018年は新たなサービス展開などを検討しており、電気自動車・プラグインハイブリッド車ユーザーの皆様の利便性向上を引き続き目指して参りたいと思います。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿がまだありません

この記事にコメントを投稿するにはログインが必要です。

ログインする