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2018年1月22日
2018年に入り、エネルギーの脱炭素化や自動車の電動化に関するニュースが連日耳に入るような気がしています。電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)も、一昔前は「物珍しいクルマ」でしたが、今や、「日常に走るクルマ」となり、街中に溶け込んでいます。このように、EV・PHEVを取り巻く意識にも変化があり、やはり普及状況は大きな影響を与えていると思います。
そこで本日のコラムでは、昨年1年間に販売されたEV・PHEVについて、世界のEV・PHEVの販売台数を調査している「EV Sales」というウェブサイトから、米国の販売台数について纏めてみたいと思います。
2017年に米国で販売されたEVおよびPHEVの推定販売台数は、およそ20万台となりました。前年比27%増と、2015年の販売台数をほぼ倍増する勢いとなっています。
車種別の販売台数は以下の通りです。(表中の黄色網掛けはEV、水色網掛けはPHEVを示します。)
米国で最も販売されたEVはテスラのモデルSでした。昨年より若干の減少となっていますが、依然、人気のある車種であることがわかります。
▲テスラ モデルS
PHEVのシボレーVoltと発音が似ていることで一躍有名になった「Bolt」ですが、2017年に発売が開始され、堂々の2位となりました。3万ドルを下回る価格から購入でき、さらに、60kWhの電池を搭載するスペックが人気を集めたと想像されます。
▲シボレー Bolt EV(出典:ゼネラルモーターズプレスルーム)
3位は、テスラモデルXとなりました。モデルSに比べても更に高い値付けがされているものの、SUVタイプと言うことで人気を集めたと想像されます。
▲テスラ モデルX(出典:テスラモーターズウェブサイト)
4位以下としては、日本でも販売が好調なプリウスPHVやBMWのPHEV車などが特筆するところと思われます。また、人気のEV車種について見てみると、いずれもバッテリー容量がこれまでのEVの平均値(24kWhや30kWh)などに比べて2倍以上搭載されていることがわかります。すなわち、消費者が受け入れ始めたEVというものが、やはり航続距離が一定程度あるものであることが明確になってきたと言えるのではないでしょうか。
次回以降のコラムでは、欧州や中国、日本の2017年の販売台数状況などについても見ていきたいと思います。
●参考ウェブサイト:
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2024年11月5日 環境問題への対策のための実証実験が終了しました【ご協力への感謝と参加特典のご案内】 |
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