【EV中古車】中古EVの価格調査(2019年1月7日調査)

掲載日:2019年1月7日

明けましておめでとうございます。GoGoEVコラムをいつもご覧下さり有難うございます。

さて、GoGoEVでは電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)の中古車価格をおよそ3ヶ月毎、定点調査しています。前回、前々回はそれぞれ、昨年10月、7月の月はじめに調査を行いました。前回調査からまた3ヵ月が経過しましたことから、中古車価格調査を行いましたので報告いたします。

これまでの調査と同様、大手中古車検索サイトである、カーセンサー(http://www.carsensor.net/)およびGoo-net(http://www.goo-net.com/)の検索結果を用います。
ただし、カーセンサーおよびGoo-netの両方に同じ自動車が掲載されている場合もあります。従いまして、両方の合算が中古車市場の全体数とはなりませんのでご注意ください。

なお、前回から、型式別での表現とし、平均価格表示は取りやめています。

日産・リーフ(新型)


発売からおよそ1年たった新型「リーフ」ですが、この3ヵ月で在庫数がおよそ2倍以上に増加しました。また、最低価格帯はおよそ20万円下落し、220万円台まで下がってきました。まだまだ殆ど走行距離がない新古車なども多い状況です。日産の正規ディーラーや正規中古車販売店からの出品も多く、試乗車からの出品などではないかと想像できます。

・新車定価:251.7万円〜(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:235台):229.0万円〜399.0万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:334台):229.0万円〜399.0万円(車両本体価格のみ)


日産・リーフ(旧型)


旧型「リーフ」の在庫状況としては、台数が大きく減少しています。カーセンサーでは、50台以上の在庫減、Goo-NETでは100台以上の在庫減となりました。ただし、価格はあまり変わっていません。また、車体本体価格が100万円未満の自動車が在庫の半数を占めています。まだまだ選択肢も多く、電気自動車のエントリーとしておススメと言えるでしょう。

・新車定価:223.8万円〜(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:480台):38.0万円〜283.0万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:717台):31.7万円〜283.0万円(車両本体価格のみ)


日産e-NV200


前回調査で若干の在庫が確認されたe-NV200ですが、今回調査ではバンタイプ、ワゴンタイプのいずれも1台ないしは2台の在庫が確認されました。電気自動車としての性能面から見ると、どうしてもリーフが割安感を感じますが、商用等での活用を考える場合、広さや大きさから他に代替のない車種であるため、少ないながらも中古車市場での動きがあると言えるかもしれません。

●バンタイプ
・新車:286.0万円~(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:1台):199.9万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:1台):199.9万円(車両本体価格のみ)
●ワゴンタイプ
・新車:394.2万円~(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:2台):185.9万円〜229.9万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:1台):229.9万円(車両本体価格のみ)


トヨタ・プリウスPHV(新型)


新型プリウスPHVの中古車市場での在庫台数は前回調査と比較し、いずれのWEBサイトでもおよそ100台の減少となりました。価格帯については、ほとんど変化なく、中心価格帯も250~300万円程度で安定しています。在庫台数の減少状況を見ても、一定の人気があることがうかがえます。電気自動車の購入を考えているものの、少し躊躇してしまう方には、新型プリウスPHV中古車は、心理面、性能面、価格面のいずれからもおススメします。

・新車定価:282.0万円〜(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:267台):218.0万円〜398.0万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:259台):218.0万円〜488.0万円(車両本体価格のみ)

(出典:トヨタ自動車ウェブサイト)

トヨタ・プリウスPHV(旧型)


4代目プリウスもモデルチェンジされ、3代目プリウスは随分古くなった印象を受けます。ただ、まだまだプリウスは根強い人気があり、そこまで大きく値崩れしないのが特徴です。旧型プリウスPHVも中心価格帯はなお、100~150万円となっており、また、走行距離がある程度以上の場合は100万円を切る中古車も多々見受けられます。プラグイン車に少しでも興味あるという方は、是非、検討されてはいかがでしょうか。

・新車定価:なし
カーセンサー(掲載数:143台):58.0万円〜388.0万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:144台):58.0万円〜319.0万円(車両本体価格のみ)


三菱・アウトランダーPHEV


8月にモデルチェンジが行われたアウトランダーPHEV。外見はほとんど変わりませんが、性能などはグンと向上しました。ただ、自動車としての型式は同じのため、中古車検索サイト等での分類も、これまでの車種と一環して扱われており、区別することが難しい状況のため、本コラムでも、同車種として整理しています。
平均価格推移を見ると、カーセンサーでは306.0万円から299.8万円に、Goo-NETでは226.2万円から210.6万円と、3ヵ月前からの減少となりました。また、在庫台数はこの3ヵ月でおよそ150台程度の増加となり、この半年で倍増しました。それでもなお、古い車種、走行距離のある車種も含め、値崩れしていないのがアウトランダーPHEVです。まだまだアウトランダーPHEV人気は続きそうです。

・新車:313.0万円〜(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:693台):129.0万円~425.0万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:671台):129.0万円~425.0万円(車両本体価格のみ)


三菱・アイ・ミーブ


前の3ヵ月でも、アイ・ミーブの中古車在庫台数は半減しましたが、この3ヵ月でもさらに在庫数の減少が進んでいます。カーセンサーでは在庫数が27台、Goo-netでも32台と、半年前から比べると驚く減少ぶりです。ただ、昨年4月に発売された普通車アイ・ミーブの在庫が出始めるなどの動きもありました。また、これまで出回っていた20万円台や30万円台の破格のアイ・ミーブについても在庫がなくなるなどの動きもありました。

・新車定価:197.4万円〜(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:90台):45.8万円~207.8万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:77台):49.8万円〜207.8万円(車両本体価格のみ)


三菱・ミニキャブ・ミーブCD


ミニキャブ・ミーブ(バンタイプ)の中古車市場の動きも、この3ヵ月、大きく変わりました。前の3ヵ月に比べ、10台以上の在庫が減少、また、いよいよ40万円台の車種も見られなくなりました。アイ・ミーブと言い、ミニキャブ・ミーブと言い、いずれもこれまで破格と思われていたEVの在庫が、安い方からどんどん姿を消しているように見えます。

・新車:153.8万円〜(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:23台):54.4万円~108.0万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:30台):55.0万円〜109.0万円(車両本体価格のみ)

三菱・ミニキャブ・ミーブ・トラック


ミニキャブ・ミーブトラックの中古車についても、3ヵ月前に在庫として登録されていた車種は全て出払ってしまったようで、少し高めの中古車が1台だけ、Goo-NETに登録されていました。ミニキャブ・ミーブ・トラックについても、50万円台などで手に入れることは難しくなっています。
・新車:なし
カーセンサー(掲載数:0台):掲載なし
Goo-net(掲載数:1台):90.0万円(車両本体価格のみ)

BMW・i3


BMW i3の中古車市場における在庫台数は、前の3ヵ月で大きく増加し、およそ4倍となりました。価格帯はサイトによって異なりますが、前回より上がっているように見えます。参考までに、カーセンサーの平均価格は275.0万円から343.8万円になりました。レンジエクステンダー型の在庫が増えたこと、また、電池容量が増加したバージョンが増えたことも影響しているようです。

・新車:432.3万円〜(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:58台):229.9万円~430.0万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:43台):233.0万円~398.0万円(車両本体価格のみ)


BMW・i8


BMW・i8の中古車在庫について調べるたびに、日本にもお金持ちの方が多くいらっしゃるのだと実感させられます。BMW・i8の在庫台数は前回調査よりさらに増加しました。これまで同様、走行距離がわずかの車がほとんどですが、中には数万km走った中古車も取り扱われています。また価格もいよいよ1,000万円を切り始めました。

・新車:1863.3万円〜(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:35台):950.0万円~2019.0万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:37台):950.0万円~2019.0万円(車両本体価格のみ)


スマート・フォーツーエレクトリックドライブ


スマート・フォーツーエレクトリックドライブについては、前回とほとんど変化がありません。元々、それほど多く出回った車種ではありませんが、日本での2013年の発売開始から既に6年になり、需要面からも今後の拡大は期待しづらさそうです。
・新車:なし
カーセンサー(掲載数:6台):64.8万円~149.9万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:7台):64.8万円~190.0万円(車両本体価格のみ)

テスラ・モデルS


世界的に人気のあるEV、テスラモデルSですが、過去3ヵ月で在庫数が増加しました。高パフォーマンスのP100Dから、お手頃の85D、少し低スペックながら安価な60まで幅広い在庫があるのも中古車市場の特徴です。既に、新車として生産されていない型式の購入にも、モデルS中古車を選択するというのも一つかもしれません。

・新車:760.0万円~(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:22台):578.0万円~1498.0万円(車両本体価格のみ)、平均930.0万円(132.0万円上昇)
Goo-net(掲載数:23台):549.0万円~1498.0万円(車両本体価格のみ)

テスラ・モデルX


テスラモデルXについても、在庫台数の増加に伴い、型式も増えてきました。これまで出回っていた75D、90Dに加え、最上級シリーズの100D、P100Dなどもラインナップされてきました。ただ、価格はモデルSに比べるとまだまだ高く、一番安いものでも1045万円となっています。

・新車:923.9万円~(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:6台):1045.0万円~1480.0万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:2台):1045.0万円~1175.0万円(車両本体価格のみ)

テスラ・ロードスター


前々回調査以降、在庫台数0台となっていたロードスターですが、今回の調査でも在庫はゼロでした。これにより、ロードスターについては、今後、掲載を見送りたいと思います。
・新車:なし
カーセンサー(掲載数:0台)
Goo-net(掲載数:0台)

フォルクスワーゲン・Golf GTE


フォルクスワーゲンのプラグインハイブリッドモデル「Golf GTE」ですが、在庫台数の減少が一旦収まり、増加に転じました。一方で、価格は値下がりが続いています。前回、中心価格帯が250~290万円前後でしたが、今回の調査では中心価格帯は220~270万円となりました。フォルクスワーゲンGolf自体が日本でも人気車種ですので、今後、中古市場でも動き続けるような車種になりそうです。

・新車:414.2万円〜(補助金交付後、各種税抜き)
カーセンサー(掲載数:26台):228.0万円~388.0万円(車両本体価格のみ)
Goo-net(掲載数:42台):218.0万円〜399.9万円(車両本体価格のみ)


以上、2018年度4回目の調査を行いました。
前回に続き、三菱のミーブシリーズの在庫が無くなってきたことに感慨深い思いを持ちました。とりわけ、安価な価格帯の車種から消えていることも、気になるところです。既に一部報道などでも出ている通り、2019年には日産および三菱自動車から、新型EVが発売される見通しです。日本および欧州で本格的なEV時代を切り拓いてきたi-mievが少なくなることは残念ですが、今後、それに代わる新たなEV・PHEVがどんどんと現れてくることを期待したいと思います!

●参考ウェブサイト:
-H30年度電気自動車・プラグインハイブリッド車の補助金額(次世代自動車振興センター)

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