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2023年6月7日

ZESP3 サービス内容改定!その変更内容と少しでも節約する方法は?




大手充電サービスのe-Mobility Power や日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)を始め、EV充電に必要な充電認証カードを提供する各社から料金改定が発表されました。電気代の高騰を受けたもので、月額料金の値上げやサービス内容の変更により、EVオーナーへの充電料金の負担は大きくなることが予想されています。


今回の料金改定により、充電認証カードがどう変わるのか。変更の影響を受ける方が多いZESP3 について解説するとともに、充電料金を少しでも節約する方法をご紹介していきます。


e-Mobility Powerカードの料金改定


2023年7月1日以降の利用料金




まず、ZESP3を含む他の充電認証カードの基となるサービスであるe-Mobility Powerの料金改定内容です。急速・普通併用プランでは月額が下がる部分もある一方、都度料金は急速充電、普通充電ともに料金引き上げとなります。

この変更に伴い、他の充電認証カードについても料金改定が予定されています。



日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)の料金改定


2023年9月1日以降の利用料金




現在、日産車保有の方に限らず契約することができるZESP3。改定後は、日産車保有の方のみ契約可能となりますが、既に加入済みの方は継続して利用することができます。


今回の改定による主な変更点は以下のとおりです。


< 変更点 >

・充電の課金単位が1分単位に変更

・充電の都度料金が値上げ

・普通充電の無料分に上限設定


特に普通充電を多く利用する方にとっては、普通充電の無料分に上限設定が設けられたのは気になるポイントです。家庭の電気料金も値上がりする中、充電料金の負担はできるだけ抑えたいと考える方も多いのではないでしょうか。


プランの内容変更の詳細はこちら

EV充電認証カード料金改定まとめ


少しでも充電料金を節約する方法は?


時間課金制で充電器を利用する場合、出力の大きい充電器を利用する方が、同じ料金でより多く充電することが出来ます。

低速から超高速まで、様々な出力の充電器が設置されている急速充電では、なるべく出力の大きい充電器を探すことが多かったのではないでしょうか。


一方普通充電器は、これまで設置されているものの多くが3kWの充電器だったため、出力の大きい充電器を探すということはあまりありませんでしたが、6kW充電器の登場により、普通充電器においても出力の大きい充電器を利用することで、同じ料金でより多くの充電が出来るようになりました。

ただし、最近6kW対応の充電器が増えつつあるものの、ZESP3で利用可能な充電器はまだまだ少ない状況でした。


しかし、2023年4月からEV充電エネチェンジ の充電器をZESP3の充電カードで利用することができるようになり、利用できる6kW充電器が一気に増えました。




充電カードが使える6kW充電器は右側の「チャージ2」です。

本体の黒い部分に充電カードをタップするだけで簡単に利用することができます。

※充電料金は充電カードの契約内容に基づきます。

無料充電分に時間制限があるなら、6kW充電器の方が同じ時間でより多く充電できておトクだね!



3kW対応の車種でも節約可能!





3kW対応の車種の方は、6kWの充電器を使っても意味がない、と考える方もいるかもしれません。

しかし、3kW対応の車種の方でも、月600分の無料充電時間を超えて普通充電を利用する場合は、EV充電エネチェンジのアプリから充電することで節約が可能です。


EV充電エネチェンジの充電器は、3kWでしか充電できない車両でも、出力電力が自動で判別され、出力に応じた料金が算出されます。

3kW対応車種で充電した場合の料金は以下のとおりです。


ZESP3:33円/10分

EV充電エネチェンジ :27.5円/10分(3kW相当適用時)


EV充電エネチェンジのアプリで充電すると、普通充電の上限を超えた後のZESP3のカードで充電した場合と比べて、10分あたり5.5円安く充電することができますね。


少しでも充電料金を節約する方法、いかがでしたでしょうか?






現在、利用回数に応じてオリジナルグッズがもらえる「#EV充電エネチェンジ 使ってみた!キャンペーン〈23春〉」 も開催中!

キャンペーンは2023年6月30日(金)まで。


充電認証カードの料金改定でお悩みの方、この機会にぜひEV充電エネチェンジ 試してみてくださいね!




詳しくはこちら

EV充電エネチェンジ 公式サイト:https://ev-charge.enechange.jp/



※ こちらの記事は ENECHANGE株式会社 のPR記事となります。
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コメント一覧

2023/6/15 06:59

9月から新料金体系に移行するそうなので、現在の契約を一新する予定です。
現在はZESP3のプレミアム10の3年定期料金としています。月額料金は2,500円(税抜)です。
その他の状況として昨年9月ニチコンのV2Hを導入済みです。
※『夜得料金』契約なので、夜間の電力を昼間の電力+EVの両方に利用できます。
※太陽光発電(3KWH)も行っていますので、これもV2Hの充電に寄与しています。

さてとどうするかですけれど、
・3年間現行を継続できるのでそのままにする
・ZESP3のシンプルプランに移行する
・ZESP3を退会する
という種々の方法を検討した結果、最後の方法にすることを決めました。

一応自宅で充電できないケースのため、認証カードはENEOS(新規)とエコQ電(既得)を持つようにします。
遠距離は、ビジター利用なども併用して安価な充電方法を見つけるしかないかな、と思っています。
ただし、滅多に400Km超えのドライブをすることもないので、多分間に合うかなと。

samukun

2023/6/11 20:18

>>EV充電エネチェンジ :27.5円/10分(3kW相当適用時)

プリウスPHVに乗ってます。この充電料金形態で乗ったとしても「ガソリン価格/その燃費」鑑みて、充電をする魅力がなく、ガソリンを買った方が安いです。再生エネルギで余剰となっている電力/送電網に還元されない電力をうまく活用して、もっと格安に充電するような仕組みが欲しい所。

radolf2014

2023/6/11 10:12

日産社へのオーペンレッター

御社が日本の電気自動車市場を開拓しようとしている事は素晴らしいと思い、それを大いに応援したいと思っています。自分も御社の電気自動車を買いたかったのですが、アリアの待ち時間が一年間だったのに車が直ぐに必要だったので他社の車を買ってしまいました。それでも友人などには御社のアリアやサクラをよく推薦しています。レンタカーを借りる際は必ずリーフを借りていますし、全体的に御社の電気自動車事業を応援しているつもりです。従って、御社の車を所有していないのに、充電のため御社のZESP3プランを契約しています。

なので、ZESP3の契約条件が変更になるという昨今の発表には大変がっかりしています。まず第一に、条件の変更が御社のウェブサイトで5月に発表されていたのに、契約者の私などに対する通知メールが随分後から届いている事はとてもがっかりです。大事なはずの契約者に対しての通知がこんなに遅かった事は理解に苦しみます。3年プランがなくなるのを知っていたら、5月の時点で継続を申し込めたのに、がっかりです。契約者に対する通知が大変遅かったという事で、継続可能の期間を6月末まで延長する事を検討して頂きたいです。

更にがっかりなのは、新しい条件の基本プランが事実上使えないほど高くなっている事です。1分99円という値段は、eMPの充電器をビジター料金で利用するのよりも高いです。同様に、EcoQDenもENEOSも、御社の基本プランよりも安いです。御社が、顧客にプレミアムプランにむりやり契約させようとしている意図が丸見えです。外部の充電施設を常に利用しなければならない人は別かも知れませんが、例えば、春夏、自宅で太陽光発電を十分できている人にとっては、この極端な値上げの所為で基本プランの魅力は全く感じなくなります。

最後に、新しいプランは御社の電気自動車を所有する人に限定する必要は本当にあったのですか。御社は日本の排ガスゼロ運動に貢献したいと思っていましたし、そのために大きく活躍されてきたと評価しています。であれば、なぜ御社の方針が急にそう排他的で強欲な方向に転換したのですか。この新しい条件は御社のイメージダウンに繋がる恐れさえあります。一部のEVオーナーは過度のAC充電で前のプランを悪用していた事実はあるかも知れませんが、新しい価格帯系でそうした悪用ができなくなっているはずなので日産車以外のオーナーを排除する必要はないはずです。

ところで、ほとんどのAC充電器は3kW しか出力せず、10時間での満タン充電は不可能なので600分という制限時間は短すぎます。しかも1分3.3円では、43kW出力以上の急速充電器よりも高くなります。全くだめな価格帯系です!

こんな条件なら、日産車オーナーも他社の車のオーナーも9月までに解約する例が多発してもおかしくないと思います。3年間割引プランの入会期間の延長を是非ともご検討頂きたいと思います。

nokogiri