2026年4月3日(金) 20時

「EV充電スタンドは都市部に多く、地方は不足している」
そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
実際に、GoGoEVに登録されているEV充電スタンド数を都道府県毎に見てみると、1位から順に東京、愛知、神奈川、大阪と人口の多い都市が名を連ねています。
2位:愛知県(1,600拠点)
3位:神奈川県(1,384拠点)
4位:大阪府(1,357拠点)
5位:千葉県(1,259拠点)
6位:埼玉県(1,168拠点)
7位:北海道(1,150拠点)
8位:静岡県(1,047拠点)
9位:兵庫県(1,030拠点)
10位:長野県(983拠点)
トップの東京都(1,802拠点)と最下位の高知県(194拠点)では、約1,600拠点も差があり、一見すると上位の都道府県の方がEV充電の利便性が高いようにも見えます。
しかし、現実はそうとは限りません。EV充電の利便性には、「そのEV充電スタンドを使いたい人がどれくらいいるか」も大きく影響しているからです。
1か所のEV充電スタンドに対して、使いたい人数が多すぎると充電待ちが発生してしまいますが、使いたい人数に見合った数のEV充電スタンドが設置されていれば、充電待ちなく快適に充電することができます。

2位:長野県(4.88拠点)
3位:山梨県(4.72拠点)
4位:島根県(4.23拠点)
5位:栃木県(4.14拠点)
6位:石川県(3.83拠点)
7位:鳥取県(3.75拠点)
8位:新潟県(3.59拠点)
9位:岐阜県(3.56拠点)
10位:香川県(3.52拠点)
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38位:愛知県(2.14拠点)
39位:千葉県(1.99拠点)
40位:兵庫県(1.91拠点)
41位:広島県(1.90拠点)
42位:福岡県(1.85拠点)
43位:沖縄県(1.73拠点)
44位:埼玉県(1.58拠点)
45位:大阪府(1.55拠点)
46位:神奈川県(1.50拠点)
47位:東京都(1.29拠点)人口あたりのEV充電スタンド数が最も多かったのは福井県で、1万人あたり5.13拠点となりました。また、4位の島根県はEV充電スタンド数ランキングでは43位、7位の鳥取県はEV充電スタンド数ランキングでは46位と低い順位だったものの、人口あたりでみると上位にランクイン!EV充電スタンドが設置されている場所は限られているものの、待ち時間なく充電できればEV充電の利便性はグッと上がります。
一方、EV充電スタンド数上位だった東京都、神奈川県、大阪府は、1万人あたり約1.3~1.5拠点程度とワースト3に。人口密度が高い都市部では、EV充電スタンドが見つけやすい反面、利用者が集中する可能性があることを念頭に置いた充電計画が必要です。
3位:北海道(10.07拠点)
4位:青森県(9.75拠点)
5位:長野県(9.67拠点)
6位:秋田県(8.59拠点)
7位:宮崎県(8.49拠点)
8位:島根県(8.42拠点)
9位:鳥取県(8.34拠点)
10位:福井県(8.25拠点)
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38位:京都府(4.78拠点)
39位:岐阜県(4.76拠点)
40位:大阪府(4.26拠点)
41位:兵庫県(4.18拠点)
42位:岡山県(4.00拠点)
43位:埼玉県(3.92拠点)
44位:福岡県(3.51拠点)
45位:神奈川県(3.37拠点)
46位:愛知県(2.97拠点)
47位:東京都(2.49拠点)さらに、EV/PHEV100台あたりのEV充電スタンド数でみると、新潟県・岩手県がトップとなりました!両県では、EV/PHEV100台あたり約10拠点のEV充電スタンドが設置されています。
一方、EV/PHEVの台数が多い東京都、愛知県、神奈川県では、100台あたりのEV充電スタンド数は2~3拠点に留まり、上位の都道府県とは大きく差が開いています。
また、EV充電スタンド数ランキングでは堂々のトップを飾った東京都ですが、人口あたり、EV/PHEVの台数あたりで見るとどちらも最下位となりました。
ただし、居住地域や生活スタイルによって、充電頻度にはばらつきがあるため、人口あたり、EV/PHEVの台数あたりのEV充電スタンド数が少ない=充電待ちが多いとは一概には言えません。

都市部ではマンションが多いから、「EV/PHEVに乗っているけど自宅充電がない」という人も今後増えるかもしれないね。そのときに充電待ちが発生するのを防ぐためにも、EV充電スタンドをさらに整備する必要がありそうです。
前回調査した「面積あたりのEV充電スタンド数ランキング」では、東京都、大阪府、神奈川県など、都市部や人口の多い地域のEV充電スタンド数の密度が高く、香川県など面積が小さい県が意外と「EV充電高密度エリア」になっているということがわかりました。
さらに今回の調査では、面積あたりのEV充電スタンド数が多い都市部であっても、人口あたり・EV/PHEV台数あたりでみるとEV充電スタンド数が少なく、「EV充電の利便性が高い」とは言い切れない現状が明らかになりました。
ガソリンの給油と異なり、一回の充電に30分~数時間を要するEVの充電では、"待たずに使える"環境が非常に重要です。
現在、日本のEV充電スタンド数は加速度的に増加していますが、地域ごとの需要に応じた設置を進めることで、場所を問わずどこでもスムーズに充電できるようになることが期待されています。

みなさまのお住まいの都道府県の結果はいかがでしたでしょうか?ランクインした都道府県の方は、ぜひ実際のEV充電環境をコメントでおしえてください!
【参考】
総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/daityo/jinkou_jinkoudoutai-setaisuu.html一般社団法人次世代自動車振興センター「都道府県別補助金交付状況 電気自動車等」
https://www.cev-pc.or.jp/tokei/koufu.html3 件
2026年4月7日(火) 11時
急速充電器については大容量バッテリー車よりも軽EVのような小容量バッテリー車の利便性を考慮した設置場所・設置台数にしたほうがいいと思います。具体的には山間部の地域の核になる場所(農協や公民館など)や峠道の上り口(チェーン脱着場など)、都市部では集合住宅近辺の商業施設などかな?
基本的に自宅で充電するけど、予定外に遠出しなきゃいけないときに近くに急速充電器があると安心です。
それに古いお家で自宅に200vコンセント設置できないお宅でも、近所の急速充電器で70%ぐらいまで充電したあとに、帰宅後、自宅で100vコンセントで充電すれば翌朝には満充電になるみたいな運用も可能になるかと思います。
2026年4月6日(月) 0時
愛知です。無料充電は恒常的に待ち遭遇が生じやすい個所散見されます。
普通無料個所なんか、充電放置しているんじゃないかと疑いたくなる位です。
90kw2口で痛み分け遭遇はありますね。
愛知よりも静岡県のほうがBEV多い印象。
新規乱立で、有料個所の決済と対応アプリ、料金、機種変更(変更も含む)説明しきれぬ。
2026年4月4日(土) 8時
青森県に住んでいます 八戸市はここ数年EVを見かける機会が増えました そして普通充電器2基のところに2台繋がっていて 充電できなかった事も増えてきました 青森県の中では雪が少なく AWDでなくとも比較的大丈夫なため FWDやRWDのEVも多いように感じます そして近年 PHEVの増加を感じるようになりました
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今回は、都道府県別の「人口あたりのEV充電スタンド数」と「EV/PHEV台数あたりのEV充電スタンド数」を調査しました!待たずに充電しやすい都道府県は一体どこなのでしょうか!?