日産リーフの組立工程がYouTubeで公開されていましたので、ご紹介いたします。

まず動画では、日産とNECの合弁企業である「オートモーティブエナジーサプライ・座間工場」での、バッテリーパックおよびバッテリーの組み立てから始まります。

次に、モーターの製造に移り、モーターコイルの巻き線工程が見れます。モーターは日産横浜工場で組み立てられているとの解説が付きます。日本で生産技術を確立し、それを海外に展開するという手法が、技術者によって解説されます。

その後、インバーター製造工程にうつります。インバーターとは、電池に蓄えられたエネルギーを、モーターに必要な交流電流に変換、もしくは、充電する際の交流電源を、直流にして充電する際に必要な装置です。

インバーターは日産の座間事業所および、カルソニックカンセイ株式会社児玉事業所（埼玉県本庄市）で生産されているとの事です。

最後に、日産リーフの自動車本体の組み立てになります。リーフは、他のガソリン車と同じ生産ラインを流れます。塗装やパワートレインの組み付けも同様に行われ、ガソリンエンジンの代わりにモーターとインバーター、ガソリンタンクの代わりにバッテリが組み付けられると言った要領になります。

最後に、テストが行われ、世界に送られることになります。

2010年のリーフ発売前に作製された動画とみられますが、リーフの製造過程が良くわかる、貴重なものと言えそうです。