独BMWが先頃ミュンヘンで開催された「Eurocities2014」で、LED式街灯と一体化した充電ステーションのプロトタイプを公開しました。

このアイデアは、街灯と充電スタンドを一体化させようというもので、街灯を点灯させるのに必要な電気の一部と、インフラの一部と充電スタンドに利用することで、投資の重複を防止することができ、コスト低減、充電スタンドの整備の効率化が期待されます。

(出展：clicccar.com)

また、街灯と充電スタンドを一体化させることで、街並みに充電スタンドを上手く溶け込ませようという狙いもあるようです。実にヨーロッパらしいアイデアですね。

さらに、EVは余剰電力をためる社会インフラの一部になることが期待されています。既存の電灯を今回のような街灯一体式充電器に代替し、あらゆる場所で駐車時に電力をEVに蓄えることができるようになれば、エネルギーセキュリティーの向上に貢献できると思われます。

日本でも、街の一部として充電スタンドが導入されれば、さらなる充電環境が期待できますね。

●参考ウェブサイト：

-clicccar.com

(コラム執筆：toyasu)