自動車を普段乗られない方や、普段はバイクや2人用の自動車を使い、大きな荷物を運ぶ際などにレンタカーを利用される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時、電気自動車（EV）はもしかしたらお薦めかも知れません。

GoGoEVではこれまで、EVレンタカーについて、一般的なレンタカー会社から借りた場合、カーシェアで用いた場合、マイクロモビリティなどについてご紹介してきました。

●GoGoEV関連コラム（2014年9月17日付）

その際、EVレンタカーの料金がガソリン車と比較して若干割高となっていることが多いと言うことがわかっていました。そのような事情から、本コラムを読まれていらっしゃる皆様の中には、せっかくEVに興味を持ってもEVレンタカーは諦めたという方もいらっしゃるかも知れません。

しかし、事前準備と工夫次第でＥＶをお得にレンタルすることは可能です。

ポイントは以下の２点です。

①安い(無料の)充電スポットを利用する。

②基本的に満充電で返却する必要がない。

①については、GoGoEVの地図検索を活用し、経由地、目的地周辺の充電器を調べてみてください。無料で利用できる充電器に絞って検索する事ができます。

②について、ガソリン車と違いＥＶは燃料を満タンにして返却する必要が普通はありません。電欠が心配の場合もありますが、ギリギリまで使い切って返却しても問題ないのがEVになります。

それでは、電気自動車のレンタカー価格はどの程度か、主要各社の価格を車種毎に調べてみました。

▲レンタカー料金比較（2015年4月10日時点）

各社バラツキはありますが、日産レンタカーのリーフや、スカイレンタカーのアウトランダーPHEVなど、キャンペーンを行っている場合の価格は、同型車と比べてもお得であると言えるかも知れません。

すなわち、レンタカー会社を比較して選び、その上で、ガソリン代を合わせた価格で比較すると、とてもお得な価格でEVレンタカーを利用する事ができそうです。

参考までに、レンタル48時間で1300kmを走行された水野雅晴さんのブログをご紹介します。

-レンタルは48時間！日産リーフで1300ｋｍを走行してみました

ただし、無料充電スタンドは最近混雑が目立つようになってきており、EVレンタカーで移動される際には、どこで充電＆休憩するなどの入念な計画・準備が必要でしょう。また、充電待ちによるタイムロスなどもありますので、旅行スタイルと合わせてご検討下さい。

とは言え、とても静かで、環境に良く、経済性も良いEV/PHEV、これまで乗られたことの無い方は、機会がありましたらレンタカーで利用されてみるのも良いかも知れません。

●参考ウェブサイト：

-新感覚 ドライビングキャンペーン（日産レンタカー）

-エコカー・EV タイプ（オリックスレンタカー）

-電気自動車リーフ体験プラン（Jネットレンタカー）

-アウトランダーPHEV指定導入キャンペーン（スカイレンタカー）

-レンタカー料金表（MMCダイヤモンドファイナンス）

-プリウスPHV（トヨタレンタリース）

-EV・ハイブリッド（Fレンタカー）

-レンタカー椿