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2016年8月19日

【EV】自宅に充電器設置すると電気料金ってどうなるの?

EVを購入するを検討する際に自宅に充電設備の設置を検討される方も多いのではないでしょうか?自宅に充電器を設置することで、携帯のようにいつでも充電ができる安心感を得ることができますし、普段から充電のために充電施設に行く必要がなくなり、家でゆっくり過ごしている間に満充電が完了できます。一方で、家庭に充電器を設置すると月々の電気量がかなり高くなるんじゃないの?と心配になってしまいます。本日のコラムでは、自宅に充電器を設置をすると電気料金がどのくらい上がるのか考えてみたいと思います。


まず、基本的な電気料金の考え方は、以下の計算で求められます。

電気料金 = 基本料金 + 電力量料金単価 × 1ヶ月の電気使用量 + 再生可能エネルギー発電促進賦課金

例えば、以下の前提の場合は、月々の電気料金は12,045円となります。

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・契約:スタンダードSプラン(東京電力)

・契約アンペア数:40A

・月々の電力使用量:400kWh

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12,045円 = 1,123.2円 + (23.4円/kWh × 300kWh + 30.02円/kWh × 100kWh) + 2.25 円/kWh × 400kWh



【出典:東京電力ホームページ】


次に、現在の電気料金に充電器を設置して、電気自動車を充電することを考えます。

基本的にEVの充電器は、200Vのコンセントで15Aの電流で充電します。15Aを使用しても、契約中のアンペア数を超えないようにする必要があります。例えば、電気や冷蔵庫やテレビ等のベースで使用しているアンペア数を10Aとすると炊飯器(10A)と電子レンジ(15A)を使っている状態で既に35Aを使用しており、充電(15A)をすると契約アンペア数を超えてしまい、ブレーカーが飛んでしまします。そのため、現在契約しているアンペア数に余裕がない場合には、契約の見直しが必要になります。もちろん、他の家電製品の使用量が少ない時にEVを充電するという考えもあり、必ずしも契約の見直しが必要な訳ではありません。

また、充電に使用する電気使用量についても考えなければなりません。新型リーフの場合は、30kWhのバッテリーで航続距離が280kmなので、1kWhあたり9.3km走れる計算になります。例えば、月に500kmの車を運転する方は追加で54kWh、1000kmで108kWhの電気消費量になります。


これらを前提に電気料金を計算すると以下の通りです。




契約を40Aから50Aに見直し、月に500km程度運転する方で、2023円電気料金があがります。燃費30km/Lの車でガソリン代が120円/Lとすると500km走るのに2000円かかるので、燃費のいい車と同じくらいの料金ということになります。今回は東京電力のスタンダードSプランにて計算していますが、北陸地域等、地域によっては深夜電力の利用で電力料金の削減はできるかと思います。なお、関東地域等では電力自由化後に深夜電力が安いプランへの新規申し込みを終了しており、新たに深夜電力を利用した充電料金の大幅な抑制は難しい状況です。


以上、自宅に充電機を設置した場合の電気料金について簡単に計算してみました。皆さんの充電器設置のご参考になれば幸いです。


●参考ウェブサイト:

-東京電力・ホームページ


(執筆者:toyasu)

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コメント一覧

2016/9/29 15:36

c622angleさんへ
EV/PHV車両の新型車両は来年以降現有のメーカー以外からも販売される予定です。
珍しく経済産業省・国土交通省・環境省の三省一致の思惑でまずは経産省が補助金で充電インフラを整備し、国交省が自動車メーカーにEV/PHV車両の開発を指導する。
将来的には車両も増えて充電スポットも増えてということになりそうですが
本来ならば電気料金も見直して欲しいと思います。充電器用の基本料金や電力量料金は
特別価格設定をして使用者も設置者も恩恵が得られるような料金体系にすべきと思います。
そうなれば、維持費用の関係で30kW以下の急速が多いのですが(多分中速や少容量急速?充電器がコンビニやあっちこっちに設置しているので30分では80%充電までできないのでおかわり充電をするのではないでしょうか)電気料金が安くなれば100kW充電器や50kW充電器が置けますので他のコラムでも出てますがトラブルが減るのではないでしょうか。

kent_tiger

2016/9/21 11:56

若干賞味期限切れ気味ですが、こちらが適切かもと思い、コメント入れます。

EV・PHVを購入・使用する環境がどんどん逆行していると思います。

電力割安プランでの夜間電気料金の実質値上げ、補助金の減額、等々、新規購入を考えている方々に、昨年までのユーザの経験談があまり意味が無いというより、今からでは「お得感」の無さを再確認されて購入の断念に向かうのではないかとさえ感じてしまいます。

新規販売台数が伸びないと充電インフラも今以上に充実しないで頭打ち、機種更新時期での廃業等負のスパイラルに入りつつあるような気がします。

他国ではぱっと見どんどん新車種が出ている中で、国産の純EVの新型車は無いに等しいですよね?

政府やメーカが「もうやめた」的な方向に向かっていないことを祈ります。

c622angel

2016/8/23 22:02

>>北陸電力等の地域では、深夜電力が比較的安いプラン
実は深夜電力かなり魅力なのですが、家族構成の問題から昼間の電力消費が多く、1日1回プリウスPHV程度の電気消費量だと、昼間電気が上回り深夜電気に移行できません。
という問題もあるのです・・・ 電気代って複雑ですねぇ。

radolf2014

2016/8/22 23:56

皆様

コメントありがとうございます。
皆様のご指摘の通り、電力自由化後に深夜電力の料金設定は高くなり深夜電力を利用した充電料金の抑制は難しい状況です。例えば、東京電力の場合、2016年3月31日までにお申し込み済みの方の深夜電力の料金は12.68円/kWh(半日お得プラン)ですが、電力自由化後は新プラン料金のみの新規受付を行っており20.78円/kWh(夜得8プラン)になります。
また、新電力も深夜電力に安い会社を探すことが出来ず、新規で大幅に電力料金を抑制するプランを契約することは難しいです。
申し訳ございません。本文も書き換えおります。

一方、北陸電力等の地域では、深夜電力が比較的安いプラン(エルフナイト10プランで7.77円/kWh)への新規申し込みが可能で、地域によっては電気料金の削減余地はあるかと思います。
※電力自由化ははじってますが、上記プランへの他地域からの申し込みは出来ません。

evadmin

2016/8/21 22:11

自動車の充電をすれば、電気の使用量は当然多くなります。
私は自動車購入時に通常の(何も割引の無い)契約でしたが、東電のその当時の「半日お得プラン」に契約変更し(充電は当然夜間帯)料金は変更前よりも下がりました。
で、先般の電力自由化時の各社プランを見比べると、当時の「半日お得プラン」を上回る(安くなる)プランは無さそうです。

※つまり、今からでは大幅に安くなるプランが無いことになります。

大手電力会社のプランは各社ホームページで確認できますから、事務局でも調べていただけたらと思います。

c622angel

2016/8/21 09:32

nyabanyabaさんがおっしゃっている事と同様に、中電も深夜時間帯の電力料金が安い契約プラン、タイムプラン、Eライフプランは2016年(平成28年)9月30日をもって新規加入の受付けが終了になります。
電力自由化で、今は他地区の電力会社などとの契約が可能になりましたので、他の地域の電力会社、新電力などで深夜電力が安く利用が出来るところがあれば、ご紹介いただければと思います。

submarine7

2016/8/20 17:45

月に500kmだと燃費のいいガソリン車とEVは同じ費用ってこと?
それならだれもEV買わないわ。

・月に500km走行 ・40A→50A契約 
この条件を変更して、各自動車会社の充電カード利用しての
急速充電器利用も加えて文章書かないとEVのメリットが
一般の人にわからないと思う。

pooh64jp

2016/8/20 15:24

「夜間に電気料金が安くなるプランに申し込んで、他の家電製品の使用も含めて充電時間を工夫すると、電気料金の削減の余地はあります」
とありますが、私の知る限り東電は既に新しいプランのみでしか契約できず、旧来の夜間安い料金のプランで申し込む方法は無いと思うのですが、大事なことなのでどのようにすれば契約できるのか、ご紹介ください。

nyabanyaba