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2019年10月29日

各社のEV・PHEVを一挙ご紹介!東京モーターショー 2019

東京モーターショー2019が、10月25日(金) ~ 11月4日(月) まで、東京ビッグサイトにおいて一般公開されています。


自動車・二輪車メーカーなどをはじめとした多くの企業が参加し、これまでに見たことのないコンセプトカーの展示や、イベント・シンポジウムの開催、最新車への試乗からグルメまで、様々な催し物が一堂に会します。そのため、毎年開催を楽しみにされている方も多い、人気のイベントですね。


本日は、GoGoEV事務局スタッフが、東京モーターショー2019に展示されたEV・PHEVを一挙にご紹介いたします!


電動化の未来へ漸進




世界的に自動車の電動化の潮流を、耳にする機会も多くなりました。

しかし、実際にあたりを見まわしてみると、EV・PHEVを見る機会が増えてきたものの、実感としては、それほど強く感じる事はありませんでした。


今回の東京モーターショー2019では、まずは欧州向けとはなりますが、HONDA・マツダ が相次いで新型EVを販売へと踏み切ったことなどを受け、電動化が一歩・二歩と確実に前進していっていることを感じられました。


HONDA「Honda e」




「Honda e」は、ホンダ初めての量産型の小型電気自動車。

特徴としては、サイドミラーをなくしたことや後輪駆動車であること。

そこに、HONDAの今までにないモノへの挑戦や、走りへの拘りを感じます。


マツダ「MX-30」




「MX-30」は、マツダ初の量産EVとなります。

外観は、マツダのSUVらしくガッチリとしながらも、しなやかなライン。そして観音開きの扉。

これはRX-8を彷彿とさせるのですが、行く行くはロータリーエンジンの発電機をレンジエクステンダーとして搭載するのを示唆しているのかな?と思ったり…


HONDA・マツダどちらも、バッテリー容量は海外メーカーのEV路線とは異なり、共に35.5kWhと、ちょっともの足りなさを感じなくもないサイズ。

航続距離は200km前後となる予定で、賛否が分かれる所ではありますが、街乗りではな支障のない容量と言えます。

バッテリーの大きさは、販売価格にも大きく影響するため、コンパクトサイズEVが受け入れられるようになれば、これまでと違った広がりを見せるのでは!?と期待する一面もあります。


モーターショーと言えば、最先端を感じさせるコンセプトモデルの数々!

今回ラインナップされた、各社からのコンセプトEV・PHEVを、全て紹介いたします。


日産「ARIYA」「lMk」

「ARIYA」「lMk」どちらもEVのコンセプトカーです。

「ニッサン インテリジェント モビリティ」を象徴とする、最新の技術を詰め込んでおり、早く世に出てくることを期待したくなります。




「ARIYA(アリア)」は、クロスオーバーSUV。

SUVらしいダイナミックさと、先進技術によるシャープさを兼ね備えています。




「lMk」は、軽自動車規格のコンパクトモデル。

日本の街並みに溶け込むような、新時代の小型EVの姿を提案しています。


三菱「MI-TECH」「エンゲルベルクツアラー」

「MI-TECH」「エンゲルベルクツアラー」どちらもPHEVのコンセプトカーとなります。




「MI-TECH(マイテック)」は、スモールサイズSUVモデル。

新しいPHEVシステムとして、従来のガソリンエンジンと比べて、軽量・小型なガスタービンエンジンを採用。ガスタービンエンジンの燃料は、ガソリンだけでなく、軽油、灯油、アルコールなどを使用できます。




「エンゲルベルクツアラー」は、なかなか噛まずに読めませんが、次期PHEVの候補として発売予想されているモデルです。

アウトランダーよりひと回り大きく、大容量の駆動用バッテリーは、車両中央フロア下に配置されるため、3列シートを装備。

EVでの航続距離は70km。満充電・燃料満タンの状態からの総航続距離は、700km以上を想定しており、発売が楽しみな一台です。


レクサス「LF-30 Electrified」



レクサスらしい、"これぞ、コンセプトカー!" と言える一台。

電動車ならではの自由度の高いレイアウトで、見栄えもあり、まさにレクサスの電動化ビジョンを象徴しています。

また、お披露目こそありませんでしたが、レクサスは2020年中にEVの実車販売を予定しているようです。現NXをベースとしたモデルとも言われており、そちらにも期待したいところです。


メルセデス「EQS」 他



「EQS」は、メルセデスの電動車ブランド「EQ」で初のセダンコンセプトカー。

ラグジュアリーセダンとして、新たな時代を作る電気自動車の象徴となるような一台です。




「EQC」「スマート EQ フォーツー」「E 350 de」「GLC F-CELL」


今回の出展ブースの中で、EV・PHEV車輛等のラインナップが一番多いのも、メルセデスの特徴でした。そこには、メルセデスの電動化への強い意志を感じられます。


SUZUKI「WAKU SPO」「HANARE」



「WAKU SPO」は、PHEVのコンセプトモデルで、利用状況によりスイッチ操作で、クーペスタイルとワゴンスタイルへ変身する、楽しさのある車です。




「HANARE」は、文字通り「家の離れ」をイメージしており、移動する部屋と言った自由な発想で生まれた自動運転モビリティ。

自動運転を想定しているため、ハンドルやアクセル、ブレーキはついていません。


ダイハツ「ICOICO」「TSUMUTSUMU」



「ICOICO」は、地域コニュニティーを自動運転で支える、低床で小型ならではの、小回りに優れたモビリティ。

お世話ロボットが付属し、移動に関する生活をアシストするようです。




「TSUMUTSUMU」は、働き方や用途によって、荷台を自由にアレンジすることができるEV軽トラ。

EVならではの電源供給など、幅広い場面で活躍できそうですね。


トヨタ「MIRAI」



トヨタは、青海エリアとは別に、MEGA WEB会場内にて参考出展として、小型モビリティや「MIRAI」のコンセプトモデルの展示がありました。

こちらは、コンセプトモデルでありながら、かなり作りこまれており、このまま市販されても不思議ではないと思わせる一台となっています。

現行車の「MIRAI」よりも、セダンならではの高級感が増しています。



EV車がガソリン車の台数を超える、ましてや自動運転車なんて、まだまだ先のお話。

そのように感じている人も、多いと思います。


しかし、世界の流れは少なからずガソリン・ディーゼルだけに依存する形から、電動ハイブリット化を経てEVへ、と今まさに進化しています。

EV車ならではの自由度の高いレイアウト、そして先進的なデザインの数々。

自動車へのワクワクした気持ちを抱く未来は、今まさに、ここから始まっているのですね。


このように、EVへの未来を感じさせる 東京モーターショー2019 でした。


東京モーターショー2019は、11月4日(月)まで東京ビッグサイトにて開催しているので、未来の車を感じに、お出かけされてみてはいかがでしょう!?


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