2014年にどのような車が世界と日本で売れたのでしょうか。2014年の1年間の販売台数について、世界と日本のそれぞれ、世界各国のEV販売台数をまとめるウェブサイト「EV Sales」を参考にご紹介いたします。

まず始めに、世界の発売台数です。

世界の販売台数を見ると、昨年(2013年)に引く続き日産リーフが世界での販売台数1位となりました。リーフは100%電気自動車として、世界で確固たる地位を築き始めています。また、三菱アウトランダーPHEVが2位にランクインしており、昨年の5位から大きく順位を伸ばしています。

三菱アウトランダーPHEVの日本の販売台数をみると、昨年も日本では2位であることから、2014年は海外での販売実績が大きく伸びたことが予想できます。さらに、テスラのモデルSも販売数が好調に推移しています。

次に、日本の販売台数です。

日本での販売台数をみると、世界でも人気のある国産車が多くの販売台数を記録しています。ランキングに関しても、2014年に日本での販売を開始した車を除き、大きな変化はありません。

また、世界での販売台数と日本での販売台数を比較してみると、日産リーフは日本での販売割合（日本販売台数/世界販売台数）が23%、三菱アウトランダーPHEVが32%、トヨタプリウスPHEVが26%であることから、販売台数の大部分を海外で売り上げていることを確認できます。

今後、大手海外メーカからも次々とEV/PHEVを導入することを予定しており、車種が増えるためより一層、EV/PHEV業界が盛り上がることが期待されています。今後、どのような車が人気が高まるのか動向が楽しみです。

●参考ウェブサイト

-EV Sales

-GoGoEVコラム（2014年7月11日付）【EV・PHEV】世界で人気な電気自動車・プラグインハイブリット自動車

-GoGoEVコラム（2014年7月25日付）【EV・PHEV】2014年の世界の地域・車種別の電気自動車・プラグインハイブリット自動車の販売台数