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2019年11月11日

野外イベントで見つけた!EV+V2Lの使い方

こんにちは。

GoGoEV事務局です。


先日、11月9日土曜日に、関内駅周辺(神奈川県横浜市中区)を散歩していたところ、中消防署開設100周年イベントが神奈川県庁前で開催されていました。





消防車等の車両展示やAED体験などが行われている中、駐車場でもなく、充電器もない場所に、リーフがコードに繋がれているではありませんか!

何しているの!?と吸い寄せられるように、リーフが停められている場所へ見学に行きました。


その場所は、神奈川県庁舎前で、リーフからの電気を音響設備につなぎ、イベント情報を発信しているマリンFMのブースでした。



リーフと繋がっているのは、横浜市中区所有の ニチコン パワー・ムーバー です。




パワー・ムーバーは、EV・PHEV・FCVに繋ぎ、電気を取り出して、AC100Vに変換する装置です。

AC100Vで稼働する家電製品などに、電力を供給することができます。




今回のような野外イベントでも、リーフ+パワー・ムーバーを利用することで、音響設備へ電気を送ることができるのですね。


このパワー・ムーバー。

今回のようなイベントの他にも、先日の台風での災害時には、被災地でも活躍したようです!


横浜市も被災地へパワー・ムーバーの貸出を行ったとのことで、防災担当者の方より、お話をお伺いすることができましたので、一部ご紹介させていただきますね。


大型台風の被害で、千葉県が停電した際、日産自動車から貸出があったリーフより、パワー・ムーバーを通して、自動車の電気を公民館・保育園などをはじめ、一般家庭にも電気を届けられたようです。

(実際に現場で作業されたのは、東京電力の方とのことでした。)


保育園では、洗濯機・扇風機・パソコンなどを稼働。

公民館では、モバイルバッテリーレンタル機に給電。

自衛隊の入浴支援の際には、ドライヤーの電気を提供。

一般家庭では、冷蔵庫や洗濯機を動かすことができる。


非常用発電機などと比べて音が静か、との感想もあり、利用された皆さんからは感謝の声が絶えなかったようです。

日産リーフの電気は、一般家庭なら、約4日分の電気として使えるようです。

(※ 参照:https://ev.nissan.co.jp/LEAF/V2H/

今回、イベントでも使用していたパワー・ムーバーはトランクケース型で、重さは38kg。

お話を伺った男性職員の方なら、持ち上げてトランクへしまうことができるようです。


車に入れて、持ち運びできるとは、非常時にも野外イベント時にも使いやすそうですね。


購入時には、「クリーン エネルギー自動車導入事業費補助金(CEV補助金)」が適用されるため、条件を満たせば、お得に購入できますね。

EV・PHEV車に乗られている方や購入を検討されている方は、パワー・ムーバーも是非チェックしておきたいところです。


先日、こちらのコラムで caecco の実証試験 についてもお知らせしましたが、EV・PHEVの電気の使い方は、車を走らせること以外にも、色々と活用できる時代になってきていますね。


改めて、EV・PHEV車向けの新サービスにご興味を持たれた方は、こちらの記事を参考に、実証試験にご参加してみてくださいね。


EV・PHEVユーザー限定!謝礼あり・新サービスcaecco の実証試験モニターを募集

今後も、車のイベント以外でも、EV車の活躍を目にする機会が増えていくのでしょうか。


新たなEV車の活用方法に、注目したいですね!


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