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2013年6月8日

EV・PHVタウンシンポジウムーin 東京ー ご報告(1)

2013年6月5日(水)、東京ビッグサイト国際会議場にて「EV・PHVタウンシンポジウム-in 東京-」が開催されました。

今日はご報告(1)として、シンポジウム全体について、まとめてみたいと思います。


今回のシンポジウムでは、国内外より充電インフラの設置に取り組む関係者が会し、主に、EV・PHVの普及に必要な充電インフラの設置が議論されました。

GoGoEVにおきましても、WEBサイトの紹介や、充電スタンドの現状などをお話しして参りました。


実は、筆者はこの1年ほど、電気自動車関係のシンポジウムとして、

 ・長崎の「EV・PHVタウンシンポジウム」

 ・昨年6月ベルリンで行われた「Electric Vehicle Infrastructure World Congress 2012」

 ・今年3月米国アナハイムで行われた「SAE 2013 Hybrid & Electric Vehicle Technologies Symposium」

などに参加してきました。


それら以前のシンポジウムと比べ、今回のEV・PHVタウンシンポジウムは、「国&メーカレベルのインフラ導入議論」から、「地域レベルのインフラ導入議論」に、議論自体が具体化/詳細化してきたと私は感じました。


私の勝手な見方かも知れませんが、これまでの充電スタンド設置主さんは、充電需要が十分あると思って充電器を設置した訳ではなく、おそらく、社会貢献や補助金利用などの理由で設置していた部分も大きいのではないかと思います。

そのためか、私が充電スタンドを使いたいと申し出た際にとても喜んで頂いたり、数人目の利用者だったりする経験があります。


しかし、今回のシンポジウムの京都府さんの取り組み、トヨタさんのお話などにおいて、充電器の設置による”集客効果”&”地域活性化”が指摘されておりました。例えば、道の駅への設置などがそれです。

このような事例を見ると、数~十数年後には充電器を設置しない方が、様々な視点でデメリットが大きくなるかも知れません。


しかし、実際のユーザ視点からすると、まだまだ課題が山積しているとも感じました。EV・PHV普及には、充電スタンドを設置するだけではなく、設置された充電スタンド情報を必要とするユーザさんに上手く届ける必要があります。

また、単に充電器を設置するだけではなく、「充電渋滞」、「一般ガソリン車の駐車」などの課題解決も必要です。

今後、そのような点についても議論できるよう、世界的な議論の成熟の必要性も感じました。


GoGoEVの発表においても、EV・PHVユーザさんが困っている事、必要としている事の一部を示したつもりですが、舌足らずの部分も多々あったかと思います。

もしご出席された方がいらっしゃいましたら、改善すべき点などご指摘頂ければ幸いに存じます。


次回は、海外の充電スタンド設置状況と、充電規格について、シンポジウムのご報告をいたします。


(Author: Seiicrhio Kimura)

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EV・PHVタウンシンポジウム-in 東京-

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