2025年4月11日 更新

EV 充電認証カードまとめ

EV充電スタンドを利用するための認証カードには様々な種類があります。2025年4月現在、入会することができる認証カードについてご紹介します。


EV 充電認証サービスまとめはこちら

■目次

1. 充電認証カード一覧
2. e-Mobility Power(旧NCS)カード
3. おでかけカード
4. 日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)
5. 三菱自動車 電動車両サポート
6. トヨタ自動車 EV・PHV 充電サポート
7. BMW Charging
8. JAGUAR CHARGING CARD
9. LAND ROVER CHARGING CARD
10. MB.CHARGE Public
11. エネゲート エコQ電カード
12. ENEOS Charge Plus

充電認証カード以外の定額プランについてはこちら

エネチェンジパスポート (EV充電エネチェンジ)

プラゴ定額 (Myプラゴ)

PowerX First (パワーエックス)




1. 充電認証カード一覧

電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)ユーザーを含め、日本において入会できる充電認証カードの一覧です。それぞれ価格や使用できる範囲が異なりますが、自動車メーカーが提供している充電カードは、各メーカーの自動車を保有している人のみが加入可能です。一方で、e-Mobility Power(旧NCS)カード、JTBおでかけカードは、EV・PHEVを保有していなくても加入することができます。各サービスの詳細はそれぞれの説明をご参照ください。


※「NCS(日本充電サービス)」は、2021年4月1日より「e-Mobility Power」へ事業承継をすることに伴い、「NCS」の名称および取扱いが変更となりました。

詳しくは、株式会社e-Mobility Power をご確認ください。



下記は「e-Mobility Power」(旧NCS)が提供する充電器を利用できる認証カード一覧です。




※1 (2025年5月31日まで)三菱自動車販売店の充電器は5.5円/分、他自動車メーカー系列の充電器は16.5円/分となります。

(2025年6月1日から)三菱自動車販売店の充電器はベーシック:27.5円/分 プレミアム:19.8円/分、他自動車メーカー系列の充電器は55.0円/分となります。

※2 毎月急速充電は90分無料(当月余った無料分は翌月まで繰越)

※3 月額基本料12ヶ月無料、13〜48ヶ月目3,300円、49ヶ月目以降4,180円 (税込)

※4 月額基本料3ヶ月無料、4ヶ月目以降 1,540円(税込)

※5 月額基本料12ヶ月無料、13〜48ヶ月目3,300円、49ヶ月目以降4,180円 (税込)

※6 月額基本料3ヶ月無料、4ヶ月目以降 1,540円(税込)



2. e-Mobility Powerカード

日本にある充電スタンドの多くがe-Mobility Power(旧NCS)の充電ネットワークとつながっており、他の認証カードの基となるサービスです。他のほとんどの充電認証サービスもe-Mobility Powerと提携しており、本カードをもつことでほとんどの充電器の利用が可能となります。




<公式ウェブサイト:e-Mobility Power



3.おでかけカード

おでかけカードは、 e-Mobility Powerの充電器が利用できる充電カードです。普通充電器のみのレギュラープランと、急速充電も使えるプレミアプランがあります。




<公式ウェブサイト:おでかけCard



4. 日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)

ZESP3カードは、日産の電気自動車を利用する方向けの認証サービスです。日本全国に普及したe-Mobility Powerの充電スポットを利用できます。無料充電付きの3つのプレミアムプランと、都度課金制のシンプルプランがあり、各プレミアムプランの無料充電回数は、翌月に繰り越されます。充電サービスカードの利用開始にあたっては1枚あたり事務手数料1,650円(税込)がかかります。




<公式ウェブサイト:日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3



5. 三菱自動車 電動車両サポート

※現料金プランは2025年5月31日(土)で終了となり、2025年6月1日より新料金プランとなります。


三菱自動車 電動車両サポートは、三菱ユーザーのみが加入できる認証サービスです。自宅での充電が多い方におすすめのベーシックプランと、自宅以外での充電が多い方におすすめのプレミアムプランがあります。三菱自動車ユーザーで認証サービスに申し込みされる方にお得なサービスです。


〇現料金プラン(2025年5月31日まで)




〇新料金プラン(2025年6月1日から)




※1 時間あたりの充電量は、車両の仕様・駆動用バッテリーの残量および状態・充電器の仕様・気温等により異なります。 また、充電器によっては充電が終了していても、コネクターを抜く時間までを利用時間として計算されるものや、充電器の終了ボタンを押すまで利用時間として計算されるもの、コネクターを充電器に戻すまでを利用時間として計算するもの、満充電等による充電停止後に再充電するケースにおいて充電停止時間を含めて利用時間として計算するものなどがあります。詳しくは、お申し込みページをご確認ください。

※2 三菱自動車販売店各店舗の急速充電器はe-Mobility Power(旧NCS)ネットワークへの提携を順次すすめています。

※3 高速道路・コンビニ・商業施設・道の駅等

※4 他自動車メーカー系列施設


<公式ウェブサイト:三菱自動車 電動車両サポート



6. トヨタ自動車 EV・PHV 充電サポート

新車・中古車問わず、トヨタ・レクサスのEV・PHVの保有者が加入できる認証サービスです。急速充電・普通充電どちらも使えるプランA・Bと、普通充電のみのプランが用意されています。




<公式ウェブサイト:EV・PHV 充電サポート



7. BMW Charging

BMWが提供する充電サービスです。BMW販売店の充電器だけでなく、e-Mobility Powerとも提携しており多くの充電器の利用が可能です。月額料金はe-Mobility Powerの充電カードより割高ですが、普通充電器の利用料金が無料となるため、BMWユーザーにはお勧めのカードです。




<公式ウェブサイト:BMW Charging



8. JAGUAR CHARGING CARD

ジャガー チャージングカードは、全国のe-Mobility Powerの充電ネットワークで利用できるお得な充電カードです。 急速充電と普通充電が使えるプラン、普通充電のみのプランのそれぞれに新車プランと中古車プランが用意されています。新車プランの場合、登録から一定期間、月額基本料無料で利用できるサービスもあります。




<公式ウェブサイト:JAGUAR CHARGING CARD



9. LAND ROVER CHARGING CARD

ランドローバーチャージングカードは全国のe-Mobility Powerの充電ネットワークで利用できるお得な充電カードです。急速充電と普通充電が使えるプラン、普通充電のみのプランのそれぞれに新車プランと中古車プランが用意されています。新車プランの場合、登録から一定期間、月額基本料無料で利用できるサービスもあります。




<公式ウェブサイト:LAND ROVER CHARGING CARD



10. MB.CHARGE Public

MB.CHARGE Public充電カードは、メルセデス・ベンツ・ジャパンが提供する充電認証カードです。対象車両のモデルによって利用できる充電の種類や料金プランが異なります。




<公式ウェブサイト:MB.CHARGE Public



11. エネゲート エコQ電カード

エコQ電は、エネゲートが提供する充電サービスです。月額無料で、都度充電器本体のQRコードを読み取ることで認証を行い、充電器の利用ができます。2,200円(税込)の発行手数料を支払えばエコQ電カードの発行も可能で、携帯でのログイン認証を行わず、充電カードをタッチするだけで認証が行えます。2024年6月より、エコQ電カードでENEOS Charge Plusの急速充電器の利用も可能になりました。

外出先での充電器の利用がほとんどなく、たまに利用するという方におすすめの充電サービスです。


<公式ウェブサイト:エネゲート エコQ電



12. ENEOS Charge Plus

ENEOSが提供する充電サービスで、月額無料、充電した分だけ支払うプランです。50kWの急速充電器と普通充電器を提供しており、入会費・年会費無料のENEOS Charge Plus会員に登録すると、お得な会員限定価格で充電可能になります。アプリから利用が可能ですが、1,650円 (税込)で車に常備できる充電会員カードを発行することもできます。

*2023年12月より、ENEOS Charge Plus充電会員カードでエコQ電の急速充電器も利用可能になりました。

*2025年2月より、ENEOS Charge Plus充電会員カードでEV充電エネチェンジの普通充電器も利用可能になりました。


<公式ウェブサイト:ENEOS Charge Plus





●参考ウェブサイト

-e-Mobility Power

-おでかけCard

-日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3

-三菱自動車 電動車両サポート

-トヨタ自動車 EV・PHV 充電サポート

-BMW Charging

-JAGUAR CHARGING CARD

-LAND ROVER CHARGING CARD

-MB.CHARGE Public

-エネゲート エコQ電

-ENEOS Charge Plus



●充電認証カードに関する過去のGoGoEVコラム

-【EV】電気自動車充電スタンド、認証カードまとめ(その1)(2014年10月23日付)

-【EV】電気自動車充電スタンド、認証カードまとめ(その2)(2014年10月24日付)

-【EV充電サービス】充電認証サービスの最新情報(2015年2月24日現在)~NCSネットワーク機能付きおでかけカード、NCSカード、ゲスト料金を比較してみました。~(2015年2月14日付)

-【充電認証システム】NCS提携充電器の利用料金について(2015年6月19日付)

-【充電サービス】日産の新しい充電プログラム「ZESP2」について(2016年12月18日付)

コメント一覧

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23 件

2025年4月1日(火) 2時

EVの普及が進むにつれ、バーゲンプライスの充電プランが改定されて行ってますね。
家充電での走行距離を越える長距離走行時に一回する程度の急速充電では、基本料金設定のないENEOSの充電料金(49.5円/分)やPowerXの充電料金(44円/kwh)は格安ですね。
これらもいつかは値上げになるのでしょうか?

Good!

2025年1月10日(金) 22時

24年11月頃から、
ZESP3プレミアムプランの急速利用時、端数秒の切り上げがされるようになった印象があります。
自宅基礎充電+遠方での急速充電と滞在個所の普通充電利用。
現状、ZESP3+三菱プレミアムなので、25年6月以降は、ZESP3に一本化する予定です。

Good!

2024年12月23日(月) 1時

三菱電動車両サポートカードの重要通知を受けて、予想以上の値上がりのため、更新手続きはせず5月までで自動退会することになりました。他のカードも検討しましたが、PHEVだとガソリンを入れて走った方がはるかに経済的です。これからは充電器インフラはBEVだけにしか恩恵がなくなり、利用率もかなり下がるとともに、日本でのEV車両の普及は滞るものと思います。日本は原発再稼働が難しい中、脱炭素を進めていく上で、電源の問題があるため致し方ないとも思いますが。HVだけが生き残っていくのかなと思います。
自宅に太陽光発電と蓄電池システムを組んでいるので、6月以降は自宅だけの充電になります。ただしたまにイオンの充電器をWAONカードで利用することはあるかもしれません。

Good!

2024年12月21日(土) 7時

三菱自動車が充電料金の値上げを発表しました。
大幅値上げなので、ユーザーからは反感を買っているようです。

https://ev-support.mitsubishi-motors.co.jp/component/documents/Important_Letter_20241220.pdf

Good!

2024年11月4日(月) 6時

2024年5月29日(水) 1時

分単位じゃなくて実際に充電された電気量で課金してほしい。
寒いと同じ時間でも充電される量が少ない。
30分とかの制限はあった方がいいとは思うけど。

Good!

2023年12月28日(木) 14時

過去のコメントへのレスですが、日産のZESP3はすでに日産車の保有者以外の新規加入はできなくなっています。既存加入者はそのまま使えるのかもしれませんが。

Good!

2023年9月13日(水) 20時

日産のZESP3は日産のオーナーじゃなくても申し込めます。
その分高いのかなぁと。

2023年5月23日(火) 17時

kousuke13さん
コメントありがとうございます。
内容更新しました!

2023年4月4日(火) 19時

トヨタ自動車 EV・PHV 充電サポートは4/1より値上がりしました。
https://juden-support.jp/File/UserGuide.pdf

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