2022年11月24日
充電スタンドを利用するため使用するに認証カードには様々な種類があります。2022年11月24日現在、入会することができる認証カードについてご紹介します。
■目次
1. 充電認証カード一覧電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)ユーザーを含め、日本において入会できる充電認証カードの一覧です。それぞれ価格や使用できる範囲が異なりますが、自動車メーカーが提供している充電カードは、一部のカードを除き各メーカーの自動車を保有している人のみが加入可能です。一方で、e-Mobility Power(旧NCS)カード、ZESP3およびJTBおでかけカードは、EV、PHEVを保有していなくても加入することができます。各サービスの詳細はそれぞれの説明をご参照ください。
詳しくは、
事業承継に伴うNCSカードの取扱いについてをご確認ください。
下記は「e-Mobility Power」(旧NCS)が提供する充電器が利用可能な認証カード一覧です。
※1 料金は10分単位での課金、1秒〜10分0秒充電した場合は、1回分(10分)、10分1秒充電した場合は2回分(20分)の課金となります。
※2 三菱自動車販売店に設置される充電器は、5.5円/分、多自動車メーカー系列の充電器は16.5円/分となります。
※3 毎月急速充電は90分無料(当月余った無料分数は翌月まで繰越)
※4 加入から2年間(3年目以降は550円/月)
※5 月額基本料12ヶ月無料、13〜48ヶ月目、3,300円、以降4,620円 (税込)
※6 月額基本料3ヶ月無料、以降 1,540円(税込)
日本にある充電スタンドの多くが「e-Mobility Power」(旧NCS)の充電ネットワークとつながっており、他の認証カードの基となるサービスです。他のほとんどの充電認証サービスも「e-Mobility Power」と提携しており、本カードをもつことでほとんどの充電器の利用が可能となります。
e-Mobility Powerカードの料金プランは以下の通りとなります。 カードの種類により、料金が設定されており、月会費、都度利用料金、登録手数料がかかります。
<公式ウェブサイト:e-Mobility Power>
普通充電器のみ使用できるカードが月額1,650円(税込)、これに加え急速充電器を16.5円/分(税込)で使用できるカードが月額5,500円(税抜)となっています。
<公式ウェブサイト:おでかけCard>
ZESP3はどなたでも加入できる認証サービスで、ZESP3カード1枚で日本全国に普及したe-Mobility Power(旧NCS)の充電スポットを利用できます。
無料充電付きの3つの「プレミアム」と、都度課金制の「シンプル」があります。
各プレミアムプランの無料充電回数は、翌月に繰り越されます。
また、3年定期契約で月1,650円OFFとなります。
※ 10分単位での課金、1秒〜10分0秒充電した場合は、1回分(10分)、10分1秒充電した場合は2回分(20分)の課金となります。
※ 充電サービスカードの利用開始にあたっては、1枚あたり事務手数料1,650円(税込)がかかります。
<公式ウェブサイト:日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3>
※以前の認証サービス「ZESP2」は、2019年12月15日をもって新規受付を終了しています。
ZESP2に加入されていた方は、満期が到来するまで(最終2024年12月15日まで)、ZESP2のサービスを引き続き利用可能です。
<公式ウェブサイト:新規受付を終了している充電サービス(日産ZESP2)>
三菱自動車 電動車両サポートは、三菱ユーザーのみが加入できる認証サービスです。月額550円(税込)のベーシックプランと、月額1,650円(税込)のプレミアムプランがあり、それぞれ、自宅での充電が多い方と、自宅以外での充電が多い方にオススメのプランになっています。三菱自動車ユーザーで認証サービスに申し込みされる方にお得なサービスです。
*1 時間あたりの充電量は、車両の仕様・駆動用バッテリーの残量および状態・充電器の仕様・気温等により異なります。 また、充電器によっては充電が終了していても、コネクターを抜く時間までを利用時間として計算されるものや、充電器の終了ボタンを押すまで利用時間として計算されるもの、コネクターを充電器に戻すまでを利用時間として計算するもの、満充電等による充電停止後に再充電するケースにおいて充電停止時間を含めて利用時間として計算するものなどがあります。詳しくは、お申し込みページ(個人のお客様)(法人のお客様)をご確認ください。
*2 三菱自動車販売店各店舗の急速充電器はe-Mobility Power(旧NCS)ネットワークへの提携を順次すすめています。
*3 高速道路・コンビニ・商業施設・道の駅等
*4 他自動車メーカー系列施設
<公式ウェブサイト:三菱自動車 電動車両サポート>
トヨタ・レクサスのEV・PHV全車種の保有者が加入できる認証サービスです。
10月より定額プランと、従量プランの申し込みが終了し、お申し込みはAプラン・Bプランのみとなります。
定額プランと、従量プランを契約中の方についても、2023年1月31日で終了となります。
<公式ウェブサイト:EV・PHV 充電サポート>
BMWが提供する充電サービスです。BMW販売店の充電器だけでなく、e-Mobility Power(旧NCS)とも提携しており多くの充電器の利用が可能です。月額料金はe-Mobility Power(旧NCS)の充電カードより割高ですが、普通充電器の利用料金が無料となるのでBMWユーザーにはお勧めのカードです。
※1 急速・普通充電器併用のプランについては、対象の新車モデル購入で最初の1年間が月額の基本料金が無料となります。
<公式ウェブサイト:BMW CHARGING>
e-Mobility Power(旧NCS)と提携し、Volkswagen が発行する充電カードです。
普通充電器のみを対象としたプランと、普通・急速充電器併用プランを用意しています。
また、普通・急速充電器併用プランは、急速充電の利用が毎月90分までは無料となります。
旧プランは、2022年12月31日をもって新規受付を停止、2023年6月30日をもって利用停止となります。
ユーザの充電器種類の使い方によってプランが分けており、特に「プレミアムプラン」は、月額固定料金 で普通と急速充電器のどちらも使い放題になる、他の認証カードにない特徴的なプランです。
※1 紛失等に伴う再発行時には1,650円(税込)の手数料が発生します。
※2 プレミアムプランにつきましては法人用はございませんのでご了承ください。
<公式ウェブサイト:Volkswagen 充電カード>
ホンダも含む自動車メーカー4社等が設立したe-Mobility Power(旧NCS)の充電器を使用するためのホンダ発行の充電カードです。急速充電はe-Mobility Power(旧NCS)カードと比較し料金設定が割高ですが、普通充電は割安となっています。クラリティPHEVは、名前の通りPHEVで、ガソリンでも走行可能なことから、急速充電器の充電混雑回避のための料金設定であることが伺えます。
<公式ウェブサイト:ホンダe>
「ジャガー チャージングカード」は、全国のe-Mobility Power(旧NCS)の 充電ネットワークで利用できるお得な充電カードです。
新車プランと中古車プランの2つのタイプがあり、新車プランの場合、登録から1年間、月額基本料無料で普通・急速充電器を利用できます。
<公式ウェブサイト:JAGUAR CHARGING CARD>
「ランドローバーチャージングカード」は全国のe-Mobility Power(旧NCS)の充電ネットワークでご利用になれるお得な充電カードです。
新車プランと中古車プランの2つのタイプがあり、新車プランの場合、登録から3カ月間、月額基本料無料で普通充電器を利用できます。
<公式ウェブサイト:LAND ROVER CHARGING CARD>
「Mercedes me Charge CARD」は、メルセデス・ベンツ日本株式会社が提供する充電サービスです。対象車両のモデルによって利用できる充電の種類(普通充電・急速充電)や料金プランが異なります。
<公式ウェブサイト:Mercedes me Charge CARD>
e-tron Charging Serviceは、アウディジャパンによって提供されている充電認証カードで、月会費:5,500円 急速:1分/16.5円 普通:無料
e-tronのお客様は、初年度のみ会費・急速都度料金が無料となります。
<公式ウェブサイト:e-tron Charging Service>
エネゲートが提供する充電サービスで、月額無料、都度エコQ電は、携帯電話から充電器本体に記載されているQRコードを読み取ることで認証を行い、充電器の利用ができます。携帯からの操作が面倒だという方は、2,200円(税込)の発行手数料を支払えばエコQ電カードの発行も可能です。外出先での充電器の利用がほとんどなく、たまに利用するという方におすすめの充電サービスです。
<公式ウェブサイト:エネゲート エコQ電>
ENEOSが提供する充電サービスで、月額無料、充電毎の課金プランとなります。
利用可能な充電器は、現在のところENEOS ChargePlusに対応した充電器のみとなりますが、今後ガソリンスタンドを中心に対象スポットが拡大していく予定となっています。
<公式ウェブサイト:NEOS Charge Plus(ENEOSチャージプラス)>
●GoGoEV関連コラム:
-【EV】電気自動車充電スタンド、認証カードまとめ(その1)(2014年10月23日付)
-【EV】電気自動車充電スタンド、認証カードまとめ(その2)(2014年10月24日付)
-【EV充電サービス】充電認証サービスの最新情報(2015年2月24日現在)~NCSネットワーク機能付きおでかけカード、NCSカード、ゲスト料金を比較してみました。~(2015年2月14日付)
-【充電認証システム】NCS提携充電器の利用料金について(2015年6月19日付)
-【充電サービス】日産の新しい充電プログラム「ZESP2」について(2016年12月18日付)
●参考ウェブサイト:
2019/7/23 12:17
BMWチャージナウのリンクが間違っています。
https://chargenow.com/web/chargenow-jp
それにしても月額料金がどこも高い。NCSがEVの普及を妨げているとしか思えない。
来年2020年から本格的なEV時代がやってくるので、充電設備の増加と価格体系の見直しをしないと社会問題になると思います。
NCSにいる天下りの皆さん。今のうちに対処したほうがよいですよ。
2019/9/13 17:42
冒頭の、各メーカーの自動車を保有している人のみが加入可能の中に、Honda Charging Serviceがありませんが、これもホンダ車所有の方のみでしょうか?
誰でも加入できたら、NCSよりはるかに安いですよね
2022/1/5 18:05
日本の行政の醜さを露呈しているのがカードの高さですね。天下りの諸君NSC提携の充電所の価格が極端に高いです。道の駅には無料充電所が可成りあります。イオンモールは急速30分が300円です。買い物もできやすい充電ができます。客寄せかも知れませんが150円の電気代を1500円は詐欺に近いですね。
ガソリンと比べれば変わらないのであれば永久にガソリン車にし高い電気自動車に乗る必要もないでしょう。排ガス規制を考え温暖化を憂い国民が協力して地球崩壊を防がんと思う良識ある人々の心を踏みにじる悪代官様・良心の呵責を感じない愚か者です。心から電気自動車の普及を思う心はないのですね。偽善者で儲ける心は捨ててください。明日の日本に幸多かれと祈ります。
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