2023年9月1日
充電スタンドを利用するため使用する認証カードには様々な種類があります。2023年9月1日現在、入会することができる認証カードについてご紹介します。
■目次
1. 充電認証カード一覧電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)ユーザーを含め、日本において入会できる充電認証カードの一覧です。それぞれ価格や使用できる範囲が異なりますが、自動車メーカーが提供している充電カードは、各メーカーの自動車を保有している人のみが加入可能です。一方で、e-Mobility Power(旧NCS)カード、JTBおでかけカードは、EV・PHEVを保有していなくても加入することができます。各サービスの詳細はそれぞれの説明をご参照ください。
詳しくは、株式会社e-Mobility Power をご確認ください。
下記は「e-Mobility Power」(旧NCS)が提供する充電器を利用できる認証カード一覧です。
※1 三菱自動車販売店の充電器は5.5円/分、他自動車メーカー系列の充電器は16.5円/分となります。
※2 毎月急速充電は90分無料(当月余った無料分数は翌月まで繰越)
※3 月額基本料12ヶ月無料、13〜48ヶ月目3,300円、以降4,620円 (税込)
※4 月額基本料3ヶ月無料、以降 1,540円(税込)
※5 月額基本料12ヶ月無料、13〜48ヶ月目3,300円、以降4,620円 (税込)
※6 月額基本料3ヶ月無料、以降 1,540円(税込)
日本にある充電スタンドの多くがe-Mobility Power(旧NCS)の充電ネットワークとつながっており、他の認証カードの基となるサービスです。他のほとんどの充電認証サービスもe-Mobility Powerと提携しており、本カードをもつことでほとんどの充電器の利用が可能となります。
<公式ウェブサイト:e-Mobility Power>
おでかけカードは、 e-Mobility Powerの充電器が利用できる充電カードです。普通充電器のみのレギュラープランと、急速充電も使えるプレミアプランがあります。
<公式ウェブサイト:おでかけCard>
ZESP3カードは、日産の電気自動車を利用する方向けの認証サービスです。日本全国に普及したe-Mobility Powerの充電スポットを利用できます。無料充電付きの3つのプレミアムプランと、都度課金制のシンプルプランがあり、各プレミアムプランの無料充電回数は、翌月に繰り越されます。充電サービスカードの利用開始にあたっては1枚あたり事務手数料1,650円(税込)がかかります。
<公式ウェブサイト:日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3>
※以前の認証サービス「ZESP2」は、2019年12月15日をもって新規受付を終了しています。
ZESP2に加入されていた方は、満期が到来するまで(最終2024年12月15日まで)、ZESP2のサービスを引き続き利用可能です。
<公式ウェブサイト:新規受付を終了している充電サービス(日産ZESP2)>
三菱自動車 電動車両サポートは、三菱ユーザーのみが加入できる認証サービスです。月額550円(税込)のベーシックプランと、月額1,650円(税込)のプレミアムプランがあり、それぞれ、自宅での充電が多い方と、自宅以外での充電が多い方にオススメのプランになっています。三菱自動車ユーザーで認証サービスに申し込みされる方にお得なサービスです。
※1 時間あたりの充電量は、車両の仕様・駆動用バッテリーの残量および状態・充電器の仕様・気温等により異なります。 また、充電器によっては充電が終了していても、コネクターを抜く時間までを利用時間として計算されるものや、充電器の終了ボタンを押すまで利用時間として計算されるもの、コネクターを充電器に戻すまでを利用時間として計算するもの、満充電等による充電停止後に再充電するケースにおいて充電停止時間を含めて利用時間として計算するものなどがあります。詳しくは、お申し込みページをご確認ください。
※2 三菱自動車販売店各店舗の急速充電器はe-Mobility Power(旧NCS)ネットワークへの提携を順次すすめています。
※3 高速道路・コンビニ・商業施設・道の駅等
※4 他自動車メーカー系列施設
<公式ウェブサイト:三菱自動車 電動車両サポート>
新車・中古車問わず、トヨタ・レクサスのEV・PHVの保有者が加入できる認証サービスです。急速充電・普通充電どちらも使えるプランA・Bと、普通充電のみのプランが用意されています。
<公式ウェブサイト:EV・PHV 充電サポート>
BMWが提供する充電サービスです。BMW販売店の充電器だけでなく、e-Mobility Powerとも提携しており多くの充電器の利用が可能です。月額料金はe-Mobility Powerの充電カードより割高ですが、普通充電器の利用料金が無料となるため、BMWユーザーにはお勧めのカードです。
※1 急速・普通充電器併用のプランについては、対象の新車モデル購入で最初の1年間の月額基本料金が無料となります。
<公式ウェブサイト:BMW Charging>
e-Mobility Powerと提携し、Volkswagen が発行する充電カードです。普通充電器のみを対象としたプランと、普通・急速充電器併用プランを用意しています。また、普通・急速充電器併用プランは、急速充電の利用が毎月90分までは無料となります。
※1 普通・急速充電器併用プランについて、月当たり 90 分を超過して利用した場合は超過分の充電料金が月額会員費と合わせて請求されます。また、90 分に満たない場合においても残額の翌月以降繰り越しは行われません。
※2 紛失等に伴う再発行時には1,650円(税込)の手数料が発生します。
※3 ID.4ご購入のお客様は個人/法人 普通・急速充電器併用プランのみお申込み可能です。
<公式ウェブサイト:Volkswagen 充電カード>
全国のHonda Carsのお店や、コンビニ、SA・PAなどに設置されたe-Mobility Powerネットワークの充電器を利用できるHonda発行の充電カードです。
2023年9月末で新規受付終了、2025年3月末でサービス終了を予定しています。
<公式ウェブサイト:Honda On>
ジャガー チャージングカードは、全国のe-Mobility Powerの充電ネットワークで利用できるお得な充電カードです。 急速充電と普通充電が使えるプラン、普通充電のみのプランのそれぞれに新車プランと中古車プランが用意されています。新車プランの場合、登録から一定期間、月額基本料無料で利用できるサービスもあります。
<公式ウェブサイト:JAGUAR CHARGING CARD>
ランドローバーチャージングカードは全国のe-Mobility Powerの充電ネットワークで利用できるお得な充電カードです。急速充電と普通充電が使えるプラン、普通充電のみのプランのそれぞれに新車プランと中古車プランが用意されています。新車プランの場合、登録から一定期間、月額基本料無料で利用できるサービスもあります。
<公式ウェブサイト:LAND ROVER CHARGING CARD>
Mercedes me Charge CARDは、メルセデス・ベンツ・ジャパンが提供する充電認証カードです。対象車両のモデルによって利用できる充電の種類や料金プランが異なります。
<公式ウェブサイト:Mercedes me Charge CARD>
e-tron Charging Serviceは、アウディジャパンが提供する充電認証カードです。
2023年12月末でサービス終了を予定しています。
<公式ウェブサイト:e-tron Charging Service>
エコQ電は、エネゲートが提供する充電サービスです。月額無料で、都度充電器本体のQRコードを読み取ることで認証を行い、充電器の利用ができます。2,200円(税込)の発行手数料を支払えばエコQ電カードの発行も可能で、携帯でのログイン認証を行わず、充電カードをタッチするだけで認証が行えます。
外出先での充電器の利用がほとんどなく、たまに利用するという方におすすめの充電サービスです。
<公式ウェブサイト:エネゲート エコQ電>
ENEOSが提供する充電サービスで、月額無料、充電した分だけ支払うプランです。利用可能な充電器は、現在のところENEOS Charge Plusに対応した充電器のみとなりますが、今後ガソリンスタンドを中心に対象スポットが拡大していく予定です。
EneKeyも利用可能となり、2023年5月より会員価格での充電従量課金の料金が値下げとなりました。
<公式ウェブサイト:ENEOS Charge Plus(ENEOSチャージプラス)>
●充電認証カードに関する過去のGoGoEVコラム
-【EV】電気自動車充電スタンド、認証カードまとめ(その1)(2014年10月23日付)
-【EV】電気自動車充電スタンド、認証カードまとめ(その2)(2014年10月24日付)
-【EV充電サービス】充電認証サービスの最新情報(2015年2月24日現在)~NCSネットワーク機能付きおでかけカード、NCSカード、ゲスト料金を比較してみました。~(2015年2月14日付)
-【充電認証システム】NCS提携充電器の利用料金について(2015年6月19日付)
-【充電サービス】日産の新しい充電プログラム「ZESP2」について(2016年12月18日付)
●参考ウェブサイト
2022/1/5 18:05
日本の行政の醜さを露呈しているのがカードの高さですね。天下りの諸君NSC提携の充電所の価格が極端に高いです。道の駅には無料充電所が可成りあります。イオンモールは急速30分が300円です。買い物もできやすい充電ができます。客寄せかも知れませんが150円の電気代を1500円は詐欺に近いですね。
ガソリンと比べれば変わらないのであれば永久にガソリン車にし高い電気自動車に乗る必要もないでしょう。排ガス規制を考え温暖化を憂い国民が協力して地球崩壊を防がんと思う良識ある人々の心を踏みにじる悪代官様・良心の呵責を感じない愚か者です。心から電気自動車の普及を思う心はないのですね。偽善者で儲ける心は捨ててください。明日の日本に幸多かれと祈ります。
2019/9/13 17:42
冒頭の、各メーカーの自動車を保有している人のみが加入可能の中に、Honda Charging Serviceがありませんが、これもホンダ車所有の方のみでしょうか?
誰でも加入できたら、NCSよりはるかに安いですよね
2019/7/23 12:17
BMWチャージナウのリンクが間違っています。
https://chargenow.com/web/chargenow-jp
それにしても月額料金がどこも高い。NCSがEVの普及を妨げているとしか思えない。
来年2020年から本格的なEV時代がやってくるので、充電設備の増加と価格体系の見直しをしないと社会問題になると思います。
NCSにいる天下りの皆さん。今のうちに対処したほうがよいですよ。
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