GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2014年4月17日
今月7日、日産自動車の連結子会社であるカルソニックカンセイは、職場において従業員や来訪者が充電できる「ワークプレス・チャージング」の取り組みを開始したと発表しました。
同社は日産LEAFのインバータ、 リチウムイオンバッテリコントローラなどの電気系機器を多数製造し、技術面で関わってきましたが、今回は、普及面での取り組みとなります。
日産自動車は電気自動車の普及を促すため、ワークプレース・チャージングの拡大を目指しています。これまでの充電スタンドの設置は、家庭以外では大きく2種類がありました。一つは急速充電器などの緊急時に充電を行うスタンドの整備、もう一つはレジャー施設やレストラン、有料駐車場などでの普通充電器・急速充電器の設置でした。
しかし、日常的に電気自動車をお使いになられる方はお気づきだと思いますが、職場などでの充電スタンドの整備があまり進んでいない状況でした。それに対し今回、日産自動車の関連会社とは言え、職場での充電設備の導入を行ったことは、今後の電気自動車の普及に対し、大きな貢献になる可能性があります。それは、従業員に取れば、日常用途としてはほぼ電気自動車で事足り、その上で、家庭において充電環境が整っていなくても電気自動車を購入することが可能となるからです。
今後、ワークプレス・チャージングが広がっていくことを期待したいと思います。
●参考ウェブサイト:
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