EV充電インフラ事業「Terra Charge（テラチャージ）」を展開するTerra Charge 株式会社（本社：東京都港区　以下、テラチャージ）は2月27日、湯快リゾート株式会社（本社：京都府京都市　以下、湯快リゾート）と業務提携し、湯快リゾートが運営する温泉旅館・リゾートホテルの全30施設に、EV充電「Terra Charge」を導入することが決定したと発表しました。

2024年夏頃から、各店舗に普通充電器（6kW）を2口（2基）ずつ設置する予定です。滞在中にEVを充電できる環境を整えることで、EVドライバーにとっての宿泊先候補となり、温泉旅館やリゾートホテルとしての付加価値の向上に貢献したい考えです。

背景

2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、EV普及とEV充電インフラの拡充が急加速しています。経済産業省はEV充電器の設置目標を2030年までに30万口とするなど、充電環境の整備が全国で求められています。

全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の「第3回 充電インフラ整備促進に関する検討会 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の取り組みについて」資料（2023年7月13日）によると、2023年3月の組合員へのEV充電器の設置に関するアンケートでは、EV充電器を設置している施設は僅か25％となっています。

また、大半が1~2基の設置、かつ、3kWの普通充電器であるため、EV所有者が安心してEV車で旅行をするためにはEV充電インフラの整備が不十分な状況です。

湯快リゾートは「笑顔の源泉に」を掲げ、西日本を中心に30ホテルのカジュアル温泉リゾートを展開しています。上質な温泉旅行体験を提供する「プレミアムタイプ」、気軽に温泉・バイキングが楽しめる「スタンダードタイプ」、わんちゃんとずっと一緒の旅行が楽しめる「わんわんタイプ」の3つのブランドタイプから旅行シーンに合わせてご利用いただけます。

「ゆかいに楽しい時間を過ごしてほしい」泉質にこだわった天然温泉、美味しいお食事、充実の設備、そして心づくしのおもてなしをお届けしたいという思いから、湯快リゾートはお客様の日々の生活やその先の人生に笑顔をもたらしていけるような旅をご提案します。

今後のEV普及を見据えた設置施設の拡充に向けて、設置にかかる初期費用やランニングコストが無料で、設置工事や補助金申請など煩雑な業務を任せることのできる「Terra Charge」の導入を決定しました。

今回設置予定の充電器は、6kW出力の普通充電器です。施設への移動に消費した電気を滞在中に充電することができ、EVで安心かつ環境に優しい旅行体験が可能となります。

EV充電器の設置施設の詳細

湯快リゾートが運営する温泉旅館やホテルの駐車場にEV充電器を順次設置します。*

■ 2024年に設置予定の施設

■ 設置予定の充電器

6kW出力の普通充電器を、各施設に2口（2基）ずつ設置する予定です。

*設置予定施設は、現地調査等の結果により変動する可能性があります。

【詳しくはこちら】