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2014年1月20日
EV充電器メーカー・シーメンスは、イギリス北部スコットランドにて約80kmおきに急速充電器を設置する計画を進めていると発表しました。今後、BMW i3を利用し、急速充電器の運用試験を行う予定とのことです。
同社は、今年の初めにマルチスタンダードな急速充電器を開発していることを明かしました。エネルギー及び自動車の分野でポルトガル最大の会社Efacecとの独占契約を交わしています。Efacecの新しい充電技術では、EVのあらゆるスタンダードに対応してCHAdeMOとコンボ両方の充電口を用意しています。低速・高速充電に対応して、交流では単相3.6kWから三相22kWの出力が、直流では20kWから45kWの出力が可能です。
今後、スコットランドのアバディーン市にこの充電器が配備される見通しです。また、アバディーン市だけでなく、北ナークシャイアやエディンバラなどの地域も、これら充電設備の設置に強い関心も持っています。
(Siemens UK ウェブサイト)
スコットランドはEVの普及に力を入れている地域の一つです。こうした海外でのEV普及の取り組みを見て思うことは、日本との取り組み方の違いです。
日本はEV普及のため、国が補助金としてある一定の額を用意し、都道府県が設置場所の候補をビジョンとして選定、それら場所に設置して行くやり方がとられています。そのため、一つの会社に肩入れするような事はありません。
一方、本記事で取り上げたスコットランドや、アメリカの「charge point」は政府が一つの企業に充電器の配備、運用を任せています。そのため、地域あるいは国土を広い目で見ながら、例えば「50マイルごとに1つ設置しよう」というように計画的な充電器設置が可能となります。
日本においても、全体を計画しながらインフラ設置を構築を牽引するプレイヤーが必要かも知れませんね。
参考ウェブサイト
-Siemens shows new technology for UK EV infrastructure market (Siemens website)
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