米国カルフォルニア州シリコンバレーの中心地、スタンフォード大学のお膝元Palo Altoに、Boosted Boardsというベンチャー企業があることをご存知でしょうか？この企業は「世界一軽い電気自動車」というものを開発、なんと$999（およそ11万5千円：1$=115円換算）で発売しています。

その電気自動車とは、なんと、スケートボード型をしており、人が乗って移動します。

驚くのはその性能です。最も高価な「Dual +」というタイプで、最高速度35km/h、およそ10kmの走行が可能です。また、坂道などもすいすいと上っている様子がビデオで見ることが出来ます。

Boosted Boardsはスタンフォード大学の博士課程学生であったSanjay Dastoor（CEO）と、John Ulmen（CTO）、そして、Matt Tran（CMO）が2011年に立ち上げた企業ですが、TEDに登場するなど、徐々にその知名度を上げています。

シリコンバレーの電気自動車ベンチャーといえば「テスラモーターズ」が有名です。しかし将来、電気自動車が今の車の形をしなければいけないという事はありませんし、新たな乗り物として、このBoosted Boardsが広まることも考えられるかも知れませんね。

●参考ウェブサイト：

-Boosted Boards

-Boosted Boards Rolls on FundersClub