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2014年12月16日
先日、GoGoEVコラムにてBMWの「街灯一体式充電器」についてご紹介しました。「街灯一体式充電器」とは、街灯に電気自動車の充電スタンドを組み合わせ、投資の重複を防止、コスト低減、充電スタンドの整備の効率化を目的とした充電スタンドです。
●GoGoEVコラム【EV】景観を崩さない!BMWの「街灯一体式充電器」
本日は、BMWの「街灯一体式充電器」とは別に、ドイツのベルリンで行われていた、街灯を充電ステーションにする取り組みが本格運用されたので、ご紹介します。
(出典:Ubitricity・ホームページ)
この取り組みは、EVの充電設備設置を中心に行う「Ubitricity」がプロジェクトを立ち上げ、ベルリンの電力供給会社「Stromnetz」と共同で進めていたものです。プロジェクトは、電気自動車の普及を妨げている充電スタンド不足を解決するために、スタートしました。長い開発期間を経た後、昨年から試験運用を続け、今回、ベルリン中心地にある4つの街灯で本格的な運用が始まりました。
利用方法は非常に簡単で、電気料金を前払いしておき、駐車した際に、街灯の充電ソケットと電気自動車を専用のケーブルでつなげばいいだけです。
また、設置コストも非常に安い点も大きな特徴です。 街灯1つに充電器を備え付けるためのコストは、300~500ユーロ、つまり3万~5万円程度だということです。
ドイツでは毎年、約30万本の街灯の設置や整備が行われており、「街灯一体式充電器」が一般化すれば、充電スタンドの整備が一気に加速するかもしれません。
●参考ウェブサイト
(コラム執筆:toyasu)
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