2018年4月13日
このところ、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV/PHEV)について、次々と新型車種が導入され、ニュースや新聞で話題になることも増えてきました。とは言え、一体、どれだけの車種があり、私たちが購入出来るのでしょうか。
それらの疑問に答えるため、現在の日本で購入できるEV/PHV/PHEVをまとめてみました。
リーフ(新型)
リーフ(従来型)
e-NV200
2. 三菱自動車アウトランダーPHEV
i-MiEV
ミニキャブ・MiEV
3. トヨタ自動車プリウスPHV
4. テスラロードスター
モデルS
モデルX
5. メルスデスベンツS 550 e long
C 350 e AVANTGARDE
GLC 350e
E 350 e AVANTGARDE スポーツ
6. BMWBMW i3
BMW i8
BMW X5 xDrive40e
BMW 225xe
BMW 330e
BMW 530e
BMW 740e
MINI COOPER S E CROSSOVER ALL4
7. フォルクスワーゲンGolf GTE
Passat GTE
e-Golf
8. アウディAUDI A3 e-tron
9. ポルシェパナメーラ4E-ハイブリッド
カイエンSE-ハイブリッド
10. ボルボVOLVO XC90 T8
リーフ(新型)
リーフ(従来型)
e-NV200
EV, 315万円〜, 40 kWh, 400km(JC08), 急速充電器対応
▲日産新型「リーフ」(出典:日産ウェブサイト)
日産自動車は、電気のみで走行する純電気自動車の展開に注力しています。その中で、リーフは、日本のみならず世界中に展開されており。世界で最も売れている電気自動車の一つです。2017年10月に、バッテリー容量が30kWhから40kWhにアップし、新型リーフとしてフルモデルチェンジが行われました。自動運転技術「プロパイロット」も搭載し、高速道路でのアクセル、ブレーキ、ステアリングの自動で調整、ボタン1つで縦列駐車や前向き駐車が出来る自動駐車が可能です。日産自動車の電気自動車にかける思いを感じる素晴らしい車だと思います。
EV, 280万円〜, 24-30 kWh, 228-280km(JC08), 急速充電器対応
2017年10月に新型リーフが発売されたため、従来型のモデルは主に中古車市場で販売されています。初期モデルの24kWh(約280万円〜)と、2015年12月にバッテリー容量を増強した30kWh(約320万〜)モデルが展開されています。航続距離はJC08モードでそれぞれ228km、280kmになります。
<公式ウェブサイト:リーフ>
EV, 330万円〜, 24kWh, 188km(JC08), 急速充電器対応
▲日産が発表したNissan e-NV200 WORKSPACe外観(出典:日産自動車ウェブサイト)
日産自動車はe-NV200というバンタイプのEVも販売しており、バッテリー容量は、24kWh(約280万円〜)で、航続距離は185km(JC08モード)になります。荷物も多く積めることや、車内から1500Wまで電力を取り出せることが特徴で、商用車として利用されることが多いです。2016年10月には「e-NV200 WORKSPACe」というコンセプトカーも発表しており、装備はタッチスクリーンPC、Wi-Fi環境、フレキシブルな椅子などを備え、高級オフィスさながらとなっています。オフィス設備以外では、Bluetoothオーディオシステム、ミニ冷蔵庫、コーヒーマシンなどに加え、折り畳み自転車やテラスなどの装備もあり、様々なところでくつろぐことも可能です。
<公式ウェブサイト:e-NV200>
日産自動車は、ユーザーが安心して電気自動車ライフを送るためのサポートプランが充実しています。月会費2,000円(税別)の日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2(ZESP2)に加入すれば、日産販売店(約1,750基)や高速道路、道の駅、商業施設に拡がるNCSの急速充電器(約3,850基)が使い放題になるほか、ITサポートや、エマージェンシーサポートも受けれます。
また、バッテリー容量劣化保証も展開しており、24kWhの場合は5年間10万kmまで、30kWhの場合は8年間16万kmまでのバッテリー容量劣化保証が無償で受けられます。保証が受けられる基準は、以下の図にあるように、自動車のバッテリー容量計が8セグメント(初期時は12セグメント)以下となった時です。既定の年数もしくは距離数に到達するまでにバッテリー容量が低下した際、日産自動車の負担にてバッテリーの修理を行ってもらえます。
なお、8セグメントというのはバッテリーがおよそ66%を下回った状況であり、満充電でのカタログ上での航続距離が130km(24kWhの場合)/170km(30kWh)を下回ることを意味します。すなわち、実際の燃費や充電タイミングを考慮した運用では24kWhで100km程度、30kWhで140km程度毎には充電をしておいた方が安心と言えそうです。ざっくりとしたイメージですが、新車カタログ値の半分程度の航続距離の運用となる状況と言えるかも知れません。
▲日産リーフのバッテリー容量保証(出典:日産自動車ウェブサイト)
アウトランダーPHEV
i-MiEV
ミニキャブ・MiEV
PHEV, 366万円〜, 12kWh, 60.8km(JC08), 急速充電器対応
▲アウトランダーPHEV
三菱自動車は、100%電気自動車だけでなく、ガソリンも燃料として使用可能なプラグインハイブリッド自動車にも力を入れています。その中で、アウトランダーPHEV(約366万円〜)は、世界で最も売れるPHEVの1つで、世界中の指示を得ています。搭載するバッテリー容量は12kWhで、電池のみで60.8km(JC08モード)を走行できるので、通勤距離程度であればガソリン不要の方も多いと思います。EVならではの素早い発進・加速を味わいながら、電欠の心配がいらない安心感を同時に味わいたいという方に、オススメの車です。
また、100V AC 電源(1500W)を使えば、幅広い車の使い方が楽しめます。アウトドアにもオススメですし、車にコーヒーメーカーをや小型冷蔵庫を持ち込んだりすれば、車ゆっくりとした時間を過ごせるかもしれません。その他、災害時の非常電源としての利用価値も非常に高く、2016年4月に発生した熊本大震災時にも活躍しました。
<公式ウェブサイト:アウトランダーPHEV>
▲アウトランダーPHEVによる給電の様子(出典:シマフクロウさんのブログ)
EV, 227万円〜, 10.5-16kWh, 120-172km(JC08), 急速充電器対応
▲三菱mievシリーズ(出典:三菱自動車ウェブサイト)
i-MiEVは、100%EVでバッテリー容量10.5kWhと、16kWhのグレードの2種類があります。10.5kWhのモデルでは、航続距離(JC08モード)120km、価格は約227万円。16kWhのモデルでは航続距離(JC08モード)172km、価格は約262万円となっています。車体も小さく小回りがきく車として人気があります。
<公式ウェブサイト:i-MiEV>
EV, 177万円〜, 10.5-16kWh, 100-150km(JC08), 急速充電器対応
同じミーブシリーズには、i-MiEVと同様のバッテリーを搭載するバン型のミニキャブ・MiEVが発売されています。バッテリ部分はi-MiEVと共用ですが、車体が違う分、航続距離や価格に差が出ています。10.5kWhのモデルでは、航続距離(JC08モード)100km、価格は約177万円。16kWhのモデルでは航続距離(JC08モード)150km、価格は約210万円になります。
<公式ウェブサイト:ミニキャブ・MiEV>
そのほか、三菱自動車では充電サポートにも力を入れており、「電動車両サポート」を展開しています。用途に応じてベーシックプランと、プレミアムプランが用意されており、例えばプレミアムプランの場合、月額1,500円で、普通充電を使い放題、急速充電を割安に使用できます。
更に、バッテリーの補償バッテリーの補償についても見てみたいと思います。三菱自動車の場合、容量低下については初年度登録後8年以内もしくは走行16万km以内に電池容量が初期の70%を下回った場合、駆動用バッテリーを無償で修理・交換してくれます。販売中のアウトランダーPHEVおよびMievシリーズのいずれも、容量保証については同じ内容になります。
なお、容量保証及び修理サポートを受けるには、販売会社のサービス工場にて、12ヶ月点検相当の点検(有料)と駆動用バッテリーの容量測定(有料)を実施し、メンテナンスノートに点検記録を残す必要があります。中古車で購入された場合などはこの点を気をつけておきたいですね。
▲三菱mievシリーズならびにアウトランダーPHEVのバッテリー容量保証(出典:三菱自動車ウェブサイト)
プリウスPHV
PHEV, 326万円〜, 8.8kWh, 68.2km(JC08), 急速充電器対応
▲2017年2月15日に販売が開始されたトヨタ自動車・新型プリウス PHV(出典:トヨタ自動車ウェブサイト)
トヨタ自動車は、プリウスPHVを販売しています。従来型のプリウスPHVは、4.4kWhのリチウムイオン電池を搭載、EVモードとして26.4kmの走行が可能で、充電ポートはAC200Vの普通充電のみが可能でした。そして、2017年2月に新型プリウスPHVが販売開始され、バッテリー容量は、倍の8.8kWhでEVモードのみでの航続距離は、68.2kmにも及んでいます。価格は、326万円から設定されています。そして、従来型のプリウスPHVと新型プリウスPHVの大きな違いの1つが急速充電ポートが追加された点かと思います。高速道路や道の駅などの急速充電スタンドではこれまで、日産LEAF、三菱i-miev・MievシリーズおよびアウトランダーPHEVなどの充電している姿が主に見られていましたが、これらEV/PHEVに加え、新たに、新型プリウスPHVの充電も頻繁にみられるようになるかと思います。
▲新型プリウスPHVの急速充電ポート(出典:トヨタ自動車ニュースルーム)
また、新型プリウスPHVでは、大型ソーラーパネルを車両ルーフに搭載でき、ソーラーパネルによる充電が可能となっています。180Wの太陽光パネルが設置され、12Vの車内用電力供給ならびに、駆動用バッテリの充電が行えます。平均2.9kmの航続距離分の電力が1日に充電できるということで、車を走行させるのに十分な充電量ではありませんが、先進的な機能の1つかと思います。
▲新型プリウスPHVの太陽光充電システム(出典:トヨタ自動車ニュースルーム)
<公式ウェブサイト:プリウスPHV>
ロードスター
モデルS
モデルX
▲ロードスター
テスラモーターズが初めて開発し販売した車は、ロードスターです。ロードスターは当時、日本円で1000万円を超える高価な車で、かつ少量生産でした。現在は、中古車市場にのみ出回っています。
ロードスターは、EVの可能性を様々な面で示してくれた車です。蓄電容量が53kWhと当時の常識レベルである10-25kWhを大きく上回り、また加速性能や航続距離などでも高いパフォーマンスを示しました。さらに、ボディをイギリスのロータス社から調達し、テスラはパワートレインなどEVとして重要なところに開発資源を注力できたことも大きかったように思います。結果的にはこの車が、高所得者層を中心にユーザーの心を惹きつけ、その後のテスラのイメージに大きな影響を与えたと考えています。
▲モデルS
続いて、テスラが初めて量産化をした車がモデルSです。米国では2012年6月より納入が開始、その後日本でも2014年9月より納入が開始されています。現在モデルSに搭載されるバッテリーは、60kWh-100kWhまで存在し、航続距離はEPA400km-630kmまでラインナップがあり、価格は860万円からになっております。その中でも最上級モデルであるP100Dは、時速100kmまで2.7秒で加速でき、ジェット機を運転しているかのうような加速感を味わえます。
前座席中央にはモデルS最大の特徴である17インチ・タッチパネルスクリーンを搭載し、タッチ一つでインターネット経由で世界中の音楽を聴いたり、ネットサーフィンを楽しんだり、地図を表示しナビとして利用したりすることができます。それらに加え、自動車の機能をこのタッチパネルで操作することもでき、照明やライト、ドアロック、パノラミックルーフ、運転モードの変更等の操作が出来ます。
▲モデルSに搭載されるタッチパネル
また、テスラ車は、ネットワークにつながっており、遠隔で故障の修理をしたり、新規機能のアップデートをしたりと、ソフトウェアの面でも非常に優れています。ハードが揃っておけば、ソフトウェアのアップデートで常に最新の機能を利用できます。
<公式ウェブサイト:モデルS>
▲モデルX(出典:テスラウェブサイト)
次に、モデルSの構造をSUVに適用した、世界初の電動SUVがモデルXです。後ろドアがファルコンウィングというタイプで上下に開くことが特徴です。米国では昨年9月より納車が始まり、日本でも2017年1月から納車が始まっています。モデルSは5人(+子供2人)乗りでしたが、モデルXは3列シート7人乗りを基本としており、使い勝手が広がります。航続距離もEPA約417kmの75kWhモデルから、565kmの100kWhのモデルまでが用意され、価格は1,100万円からになっています。17インチ・タッチパネルスクリーン等の設備については、モデルS同様です。
<公式ウェブサイト:モデルX>
S 550 e long
C 350 e AVANTGARDE
GLC 350e
E 350 e AVANTGARDE スポーツ
▲S 550 e long(出典:メルセデスベンツウェブサイト)
メルセデスからは、EQ Powerと称したブランドでPHEVが次々と投入されています。
メルセデス初のプラグインハイブリッド自動車が、メルセデスの最高位モデルでもあるSクラスからS 550 e longです。バッテリー容量は、8.7kWhで、EVモードでの走行可能距離は29.1km(JC08)で、価格は1,638万円からとなっております。S 550 e longは保証も手厚く、一般的な保証3年に、4年の追加保証も実施し計7年の保証が受けられます。
<公式ウェブサイト:S 550 e long>
▲C 350 e AVANTGARDE(出典:出典:メルセデスベンツウェブサイト)
Cクラスにも2016年1月にPHEVタイプが展開されました。C 350 e AVANTGARDE には、セダンタイプとステーションワゴンタイプの2種類があり、それぞれ721万円〜と、788万円〜の価格設定になっています。搭載されるバッテリは、6.2kWhで、電気モーターのみで28.6km(JC08)の走行が可能です。また、EV走行と、ハイブリッド走行の切り替えポイントをアクセルペダルの抵抗の増大によって教える機能が特徴的です。
<公式ウェブサイト:C 350 e AVANTGARDE >
▲GLC 350e (出典:メルセデスベンツウェブサイト)
続いて同社初のSUVタイプのPHEV、GLC 350e が2016年9月に投入されました。搭載されるバッテリは、8.31kWhで、電気モーターのみで30.1km(JC08)の走行が可能で、価格は873万円〜となっております。
<公式ウェブサイト:GLC 350e >
▲E 350 e AVANTGARDE スポーツ (出典:メルセデスベンツウェブサイト)
Eクラスにも2017年8月にPHEV、GLC 350e が投入されました。搭載されるバッテリは、6.2kWhで、電気モーターのみで20.1km(JC08)の走行が可能です。価格は811万円〜となっております。
<公式ウェブサイト:E 350 e AVANTGARDE スポーツ>
メルセデスのPHEVの特徴は、走行モードを使い分けることができることです。燃費を優先するECOモード、快適性を優先したComfortモード、パワフルな走りを実現するSportモードなど、場面場面で走行モードを切り替えて運転を楽しむことができます。尚、メルセデスのPHEVは、いずれの車種も急速充電器には対応していないので注意が必要です。
BMW i3
BMW i8
BMW X5 xDrive40e
BMW 225xe
BMW 330e
BMW 530e
BMW 740e
MINI COOPER S E CROSSOVER ALL4
▲BMW i3とBMW i8
BMW i3はバッテリのみを動力源とするタイプ(499万円〜)と、バッテリおよび発電用直列2気筒647ccエンジンを動力源とするレンジエクステンダータイプ(546万円〜)の2タイプが用意されています。2016年9月には、新型のi3が発表され、バッテリーが21.8kWhから33.2kWhに増強し、航続距離は390km(JC08)となりました。また、レンジエクステンダーモデルでは121km延長の511kmを走行することが可能です。
<公式ウェブサイト:BMW i3>
BMW i8は、バッテリおよび1.5L直列3気筒ツインパワーターボエンジンにより駆動するPHEVです。価格は1,990万円からとなっております。バッテリー容量は、3.5kWhでバッテリーのみで35kmの走行が可能です。i8では、EVモード、ハイブリッドモードの走行モードを切り替えられるだけでなく、、前輪駆動・後輪駆動など駆動システム自体を変えることができ、非常にユニークな車です。
<公式ウェブサイト:BMW i8>
また、BMW iシリーズ向けに、BMWはCharge Nowとい充電サービスも展開しています。BMW販売店の充電器だけでなく、NCSとも提携しており多くの充電器の利用が可能です。月額料金はNCSの充電カードより割高ですが、普通充電器の利用料金が無料となるのでBMWユーザーにはお勧めのカードです。現在、対象車を購入した方は、1年間無料で充電スタンドを利用できます。
▲BMW X5 xDrive40e(出典:BMWウェブサイト)
BMWは、iシリーズの他にPHEVをいくつか展開しています。
SUVタイプのBMW X5 xDrive40eは、9kWhのバッテリーを搭載し、バッテリーのみで30.8km(JC08)の走行ができます。価格は994万円〜となっています。
<公式ウェブサイト:BMW X5 xDrive40e>
▲BMW 225xe (出典:BMWウェブサイト)
BMW2シリーズからBMW 225xe が展開されています。7.7kWhのバッテリーを使用したeDriveテクノロジーと3気筒のエンジンを組み合わせたPHEVで、EVモードのみの走行距離は42.4km(JC08)になります。価格は500万円〜となっています。
<公式ウェブサイト:BMW 225xe >
▲BMW 330e <(出典:BMWウェブサイト)
また、BMW3シリーズにもPHEVモデルが展開されています。BMW 330e は、7.6kWhのバッテリーが搭載され、電気のみで36.8kmの走行が可能です。価格は579万円〜となっています。
<公式ウェブサイト:BMW 330e >
▲BMW 530e <(出典:BMWウェブサイト)
BMW5シリーズのPHEVモデルです。BMW 530e は、9.12kWhのバッテリーが搭載され、電気のみで52.5kmの走行が可能です。価格は793万円〜となっています。
<公式ウェブサイト:BMW 530e >
▲BMW 740e <(出典:BMWウェブサイト)
続いて、BMW7シリーズのPHEVモデルです。BMW 740e は、電気のみで42kmの走行が可能なプラグインハイブリッド自動車です。価格は1,192万円〜と高価格になりますが、加速性・快適性ともに優れたラグジュアリーな1台になっています。
<公式ウェブサイト:BMW 740e >
▲MINI COOPER S E CROSSOVER ALL4<(出典:BMWウェブサイト)
MINIシリーズからもPHEVモデルが発売されました。MINI COOPER S E CROSSOVER ALL4は、電気のみで42.4kmの走行が可能なプラグインハイブリッド自動車です。価格は479万円〜となります。前輪はガソリン・エンジン、後輪は電気モーターの四輪駆動で、わずか6.8秒で100km/hに到達する加速性にもすぐれた車です。
<公式ウェブサイト:>MINI COOPER S E CROSSOVER ALL4>
Golf GTE
Passat GTE
e-Golf
▲Golf GTE(出典:フォルクスワーゲンウェブサイト)
フォルクスワーゲンは、2種のPHEVを展開しており、Golf GTEは、5.7kWhのバッテリーを搭載し、EVモードのみでの航続距離は53km(JC08)に及びます。価格は469万円〜になっております。
<公式ウェブサイト:Golf GTE>
▲(左)Passat GTE・(右)Passat GTE Variant(出典:フォルクスワーゲンウェブサイト)
また、Passat GTEは、9.9kWhのバッテリーを搭載し、EVモードのみでの航続距離は51.7km(JC08)です。価格は519万円〜で、セダンタイプのPassat GTEと、ステーションワゴンタイプのPassat GTE Variantが展開されています。
GTEシリーズの運転モードには、電気のみで走るEmode、ハイブリッド走行のHVmode、モーターとエンジンの力を組み合わせパワフルな走行を実現するGTEmodeの3種類があります。特に、GTEmodeは、同社のGTIシリーズを彷彿させるスポーティーな走りを実現しており、単なるPHEVでは物足りない方にオススメの車です。
<公式ウェブサイト:Passat GTE>
▲e-Golf(出典:フォルクスワーゲンウェブサイト)
2017年10月にフォルクスワーゲンから100%EVであるe-Golfが日本市場にも投入されました。バッテリー容量は、35.8kWhで航続距離は301km(JC08)となっています。ほぼ同時期に発売された新型のリーフは、バッテリー容量40kWh、航続距離400km(JC08)なので航続距離の側面ではe-Golfが少し劣ります。一方、エクステリア、インテリアともにガソリン車のGolfと同じもので、かつTraffic Assistという渋滞時追従支援システムを搭載するなど最新技術も堪能することができます。Golf好きの方でEVに興味がある方におすすめの車です。
<公式ウェブサイト:e-Golf>
AUDI A3 e-tron
▲AUDI A3 e-tron
アウディは、現在日本においてAUDI A3 e-tronの1車種を販売しています。8.7kWhのバッテリーを搭載、電池のみで52.8km(JC08)の走行が可能です。価格は、564万円〜となっています。
充電口は、フロントグリルのAUDIロゴ部に付けられ、タイマー充電などもそこで設定できるようになっています。アウディはフォルクスワーゲングループの一員で、Golf GTEと基本設計を同じにする兄弟車となっています。
パナメーラ4E-ハイブリッド
カイエンSE-ハイブリッド
▲パナメーラ E-ハイブリッド
パナメーラー4E-ハイブリッドは、パナメーラシリーズ2台目のPHEVです。前モデルのバッテリーは9.4kWhでしたが、本モデルは14.1kWhとなり航続距離もJC08モードで50kmになりました。また、0-100km/hの加速は、4.6秒と加速性に優れた車になります。
<公式ウェブサイト:パナメーラ4 E-ハイブリッド>
▲カイエンSE-ハイブリッド(出典:ポルシェウェブサイト)
カイエンSE-ハイブリッドは、大型SUVタイプのPHEVです。バッテリーは10.8kWhで、航続距離はJC08モードで36kmになります。0-100km/hの加速は、5.9秒です。ポルシェ好き、SUV好きにお勧めの車です。
<公式ウェブサイト:カイエンSE-ハイブリッド>
VOLVO XC90 T8
▲VOLVO XC90 T8(出典:ボルボウェブサイト)
VOLVO XC90 T8は、ボルボから発売さた初めてのPHEVです。ボルボは2019年以降全ての発売されるモデルをEVやPHEVにすると宣言しており、車の電化に力を入れているメーカーの1つです。本モデルは、VOLVO XC90シリーズにPHEVとした高級モデルですが、今後車種も増えていくと考えられるで、今後の動向が楽しみです。
<公式ウェブサイト:VOLVO XC90 T8>
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