ホンダは2013年6月4日、近距離移動用の超小型EV「マイクロコミュータープロトタイプβ」を使った社会実験を熊本県および沖縄県宮古島市で行うことを発表しました。

航続距離を伸ばしたり，大型化しようとする現在のEV開発の流れとは対照的に，「マイクロコミュータープロトタイプβ」は高齢者層の近距離圏内での日常的な移動支援等で活躍することを目的とした”超小型”EVのようです。乗車人数は2人，出力15kW以下のようで，本当に”超小型”ですね。

出力や航続距離を伸ばすためには大容量で高価格な電池が必要不可欠，それならば逆に超近距離用途で小型・安価なEVを作ってしまえという発想，非常におもしろいですね。

先日はEVトラックを紹介しましたが，今回は超小型EVを紹介しました。EVのレパートリーがどんどん増えてきて今後のEV業界が楽しくなってきそうですね。

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