アメリカカリフォルニア州が本拠地の自動車製造メーカー、サリーンが今月３日、ＥＶ市場への参入を発表しました。

　具体的な開発や技術についての言及はありませんでしたが、社長のスティーブ・サリーンは来年の早い時期にもスケールモデル（縮尺模型）を披露すると述べています。

　テスラのロードスターが製造中止なった今、続々とベンチャーがＥＶスポーツカーへの参入を決めており、マスタングのチューニングなどで知られるサリーン社の動向は以前から注目されていました。

　また、サリーンは「今すぐに我々のＥＶプロジェクトについて詳細を述べることはできないが、間違いなくこれまでの市場にはなかった全く新しいものを作ることが出来る。これまでの自動車に対する固定概念を手放してください。我々の新しいクルマは美しさと機能の両面において革命的である。」と、述べています。

　現時点では内容についての詳細は発表されていませんが、フォードマスタングやシボレーカマロの組み立て・チューニングで得られた技術をＥＶへ投入し、これまでにないような高い性能を持つスーパーカーを世に出すと期待しています。

【出典】Saleen announces 'Electric Car Project' with very little detail (autoblog)