GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2014年1月21日
2013年のフランスにおける電気自動車(EV)登録台数は8779台(前年比55%増:2012年5663台)となり、欧州市場で最も導入されました。
最も登録が多かったのはルノーZOEで、5,511台、次いで、日産リーフ1,438台、Bolloré Bluecarが658台、メルセデスのスマートFor Two Electric Driveが478台となっています。他に、5,175台の電気バンが2013年、フランスでは登録されたとの事です。
(出典:Clean Technica)
▲ルノーZOE(出典ルノーウェブサイト)
フランスならではと思われるのが、登録台数第三位に入った「Bolloré Bluecar」ですが、これは主にパリ等のEVカーシェアリング事業に利用されているEVです。
フランスでは、2011年12月より、「AUTOLIB'」と呼ばれるカーシェアサービスが展開されています。元々製紙業や運送業を手掛けていたBolloré社が自社生産する電池を使ったBluecarという電気自動車を開発、更に、市内各所に充電スタンドKIOSKを設けています。Bolloré社はこれらに総額17億ユーロ以上の投資を行っているとのことです。
昨日のコラムでも触れましたが、欧州や米国では、特定の企業に社会的な投資を任せる傾向があり、「AUTOLIB'」でも同様の事が行われています。それにより、結果的として社会全体が効率的な新システムを導入でき、同時に企業も恩恵を受けられると考えられているように思えます。
日本では国営事業の払い下げや民営化のような形はありますが、新たなインフラ構築を特定の私企業に任せるようなことはこれまであまり行われているとは思えません。しかし、グローバルで戦える企業を国内市場で育て、その上で海外に出て行くことを奨励するならば、もしかすると、欧米の手法は参考になるかも知れません。
フランスのカーシェアリング事業の行方にも注目です。
参考ウェブサイト
2024年11月18日 【結果報告】環境問題への対策のための実証実験【昼充電へのシフトによる環境貢献】New |
2024年11月5日 環境問題への対策のための実証実験が終了しました【ご協力への感謝と参加特典のご案内】 |
2024年10月17日 パワーエックス 月額プラン「PowerX First」の提供開始を発表!業界最安級の従量課金制でEV充電のファーストクラスを実現 |
2024年10月1日 idemitsuでんきの【3つのおトク】!新規入会で電気料金が割引になるキャンペーンも実施中!【11月30日まで】 |
コメントをするにはログインまたはユーザー登録が必要です