本田技研工業(ホンダ)は今月14日、自動車技術の展示会「オートモーティブワールド2014」において、壁掛けタイプの電気自動車（EV）用普通充電器「HEH55」を発表しました。

同充電器は、壁掛けタイプのため基礎工事などが不要となり、既存の駐車場に容易に設置することが出来ます。また、通信ネットワークによる課金サービスやＩＣカード認証にも対応しているほか、いたずら防止用ガンロック機能なども装備しています。

また、最大の特徴は太陽光発電によるEVへの充電を可能とするものであり、例え停電時でもEVへの充電が可能となります。さらに、Wi-Fi通信によってスマホから充電状況がリアルタイムで把握できる機能も備えられています。

（出典：ホンダ・ウェブサイト）

ホンダは現在のところ「フィットＥＶ」をリース販売するのみですが、もしかすると本EV充電器の発表は、ホンダ製EVの本格市場の先鞭をつけるものかも知れません。今後のホンダの取り組みにも注目です。

○参考ウェブサイト

-ホンダ・プレスリリース