米国の電気自動車（EV）ベンチャー、テスラモーターズは、同社のセダンタイプEV「モデルS」を日本市場において、2014年春より納車を開始する予定と公表しました。これまでに中国市場での価格が発表されていましたが、日本試乗での価格も発表されました。価格は以下の通りです。

（出典：テスラモーターズ・ホームページ）

同社は電気自動車の普及に向け、世界中で出来る限り同価格での販売を努めています。日本での市場販売も、米国での販売価格に、最低限必要な輸送費等の経費のみを加算した形になっています。

また、テスラ「モデルS」の購入においては、他の電気自動車と同様、税金面での優遇が受けられます。例えば、電気自動車の自動車取得税は2015年3月までは免除されることから、モデルS購入の方は、自動車取得税の支払い義務はありません。

そのため、60 kWhモデルの場合、381,019円以上、85 kWhモデルの場合、 500,000円以上の割引となります。また、自動車重量税も2015年4月まで減免措置があり、20,000円以上の部分が免除対象になります。

さらに、テスラモーターズは日本市場導入にあたってCHAdeMO規格の対応も検討しており、CHAdeMO規格の急速充電器に変換できる専用アダプターも標準装備される予定となっています。

2014年は、テスラ「モデルS」に加え、BMW i3やVolkswagen e-Up!など、海外勢EVが日本市場に多くやってきます。それを受け、日本での電気自動車市場はより活性化されるでしょう。充電スタンドの整備も国の補助金のもと、徐々に進んでおり、そろそろ電気自動車が爆発的に普及しはじめるかも知れませんね。

●参考ウェブサイト

-テスラモーターズ・ホームページ