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2014年4月22日

【水素インフラ】日本の建設予定の水素ステーション(2014.4月現在)

以前より本コラムにおいて取り上げております燃料電池自動車(FCV)に関し、2015年よりFCVの販売が開始されます。それに向け、水素ステーションのインフラ導入が徐々に進んでおります。


先日、日本全国において18ヶ所の水素ステーションが2014年中に設置されることをご紹介しました。その後、新たに6ヶ所の水素ステーションについて、補助金が交付され、整備が行われる事が決定いたしましたのでご紹介いたします。


●GoGoEVコラム(2014年2月18日付)

【水素インフラ】日本の建設予定の水素ステーション

今回、新たに補助金の交付が決まり、設置される水素ステーションは、大阪府2ヶ所、山梨県、愛知県、山口県、福岡県の各1ヶ所、計6ヶ所です。


(出典:次世代自動車振興センターウェブサイト)


前回までは補助金交付が、オンサイト方式(*1)水素ステーションにおいて最大2.5億円、オフサイト方式(*2)水素ステーションで1.9億円となり、補助対象経費の最大2分の1が補助対象でした。しかし、水素ステーションの整備に応募した会社数が想定より少なかったことから、今回はいずれも増額されています。


その結果、今回の補助金交付内容は、オンサイト方式(*1)水素ステーションで最大2.8億円、オフサイト方式(*2)ステーションで2.2億円までとなりました。また、新たに移動式の水素ステーションについても2.5億円の補助経費を得ることができるようになっています。


今回の補助金交付の決定で、新たに建設予定の水素ステーションを含め、2015年には計41ヶ所の水素ステーションが建設予定になりました。しかし、当初目標としていた整備数が2015年に100ヶ所であったことから、今のところ、目標の達成には至っていません。


今後、多くの企業が水素ステーション事業に参入し、益々多くの水素ステーションが建設されることを期待したいと思います。


(*1)オンサイト方式:水素ステーション内に水素製造設備を持ち、都市ガス、LPガス等から水素を製造し、水素を供給する水素ステーション。

(*2)オフサイト方式:水素ステーションの外の工場等で製造した水素を、トラックなどで水素ステーションに輸送し、水素を供給するタイプの水素ステーション。

(*3)移動式:水素充填性能に直接関わる設備が移動可能な水素ステーション


○参考

-一般社団法人 次世代自動車振興センターウェブサイト

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