2014年10月6日(月) 1時
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、リチウムイオン電池セルを製造する新会社「パナソニック エナジー ノースアメリカ株式会社」を2014年10月1日、アメリカ合衆国・ネバダ州スパークスに設立したと発表しました。
新会社は、米国テスラモーターズとパナソニックが連携して設置を検討してきた大規模電池工場(ギガファクトリー)内に設置され、リチウムイオン電池の製造を担います。
▲ギガファクトリーイメージ(出典:テスラモーターズブログ)
2011年の契約締結以降、パナソニックはテスラ「モデルS」へリチウムイオン電池を供給してきました。今回の新会社設立は、リチウムイオン電池パックの製造コストを削減するとともに、テスラが市場投入を計画する大衆向けEV「モデル3」に搭載する電池の生産能力を確保するためであり、電気自動車をさらに普及させるとのことです。
新会社によって新たな生産システムが確立され、テスラのEVがより受け入れられやすい価格になれば、EV全体の販売台数が一気に飛躍するかもしれませんね。
●関連コラム:
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