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2015年1月27日
米国電気自動車ベンチャー、テスラモーターズの電気自動車(EV)の「ロードスター」について、アップグレードの計画が発表されています。「ロードスター」は同社初めての市販車で、世界限定2500台が限定販売され、最大航続距離395km、時速97kmまでわずか4秒で加速が可能なスポーツカーです。
同社によると、バッテリー技術の進歩と、Model Sの開発を通した車両効率を最適化する経験をを ロードスター に適用することで、以下3点のアップグレードを行うようです。
(以下引用)
1. バッテリー初代ロードスターのバッテリーには、市販車として初めてリチウムイオン電池が使われました。2008年の時点では最先端技術でしたが、その後電池技術は大幅に向上し、テスラでは初代ロードスターに使われた電池よりもエネルギー密度が31%高い、新しい電池を発見しました。この新しい電池を使い、オリジナルのバッテリーと同じパッケージで約70kWhの容量を持つバッテリーパックが完成しました。
初代ロードスターの抗力係数(Cd)は0.36でした。最新の計算法では、エアロキットを取り付けることでこの数値が15%向上し、全体のCdは0.31まで下がると期待しています。
初代ロードスターのタイヤの転がり抵抗係数(Crr)は11.0 kg/tonでした。ロードスター 3.0に装着される新しいタイヤのCrrは約8.9 kg/tonとなっており、約20%の向上となります。また、転がり抵抗係数をさらに下げるため、ホイールベアリングを改良し、ブレーキの残存抗力を改善しています。
これらの改善点をすべて組み合わせることで、ロードスター 3.0の航続距離は初代ロードスターと比べ、40-50%向上することが期待されます。ロードスター 3.0は特定のスピードと走行条件において、軽く640 kmを走行します。これについては、近日中にサンフランシスコからロサンゼルスまでノンストップで走行し、現実世界でのデモンストレーションを行う予定です。
(引用終了)
ロードスターをお持ちの方は、アップグレード予約受付を、2015年春に開始するようです。これは、新しいバッテリーパックの安全性確認が完了した時点とのことです。
同社は、現在の主力車種でのあるモデルSのみならず、ロードスターユーザーへも最先端の技術を適用するなど、同社ユーザーに対して充実のサービスを行っています。また航続距離が395kmから640kmにがわずか数年で伸びるという技術の向上にも驚かされます。
同社の技術の進展に起因するところも大きいと思いますが、日本企業が提供するリチウムイオン電池の開発投資に起因する部分も大きいと思われ、今後、ますます最先端のEVを発売することも期待されます。
同社の動きにも引き続き注目です。
●参考ウェブサイト
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