東京モーターショーが終了しおよそ1週間が経ちました。こちらのコラムをお読み頂いている皆さんの中にも東京モーターショーに足を運んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか？来週の名古屋を皮切りに、大阪、福岡、札幌と東京以外の都市でのモーターショーも開催されます。

さて、東京モーターショーの三菱自動車ブースでは、三菱PHEVアウトランダーから電気製品に給電するデモがありましたが、まさに電気自動車（EV）／プラグインハイブリッド車（PHEV）ならではの特徴と思われます。本日のコラムでは、そのEV・PHEVから給電される電気の使い道について考えてみたいと思います。

三菱PHEVアウトランダーには家庭用と同じコンセントが付いていて、1500Wの電力供給が可能です。1500Wといって規模感がピンと来ませんよね。一般的な電力量は液晶テレビ（30型）で約80W、小型冷蔵庫で約60W、コーヒーメーカで400W、炊飯器で約700W、ドライヤーが約1200W程度と言われます。

例えば、標準的な世帯の一ヶ月の電力消費量は月300kWh程度であるので、1日あたり10kWh、すなわち約420Wの電力を平均的に消費し続けていることになります。もちろん、電気の使用にはピークとオフピークがありますので、1500W以上を使っている時間帯もあるでしょうし、それ以下の時間帯もあるでしょう。

それを考えると、自動車において無理な使い方をしなければ1500Wで意外と多くの電化製品を使う事が可能と言えるのではないでしょうか。

では、せっかく電気が使えるのですから、この電気を十二分に活用したいと思うのですが、皆さんは良いアイデアをお持ちでしょうか？

上記にいくつか電化製品をあげましが、場面場面に応じて工夫をすることで、カーライフを充実したものにできると思われます。充電待ちの時間にコーヒーメーカーとコーヒー豆を持ち込んでおけば、車内がカフェになりゆっくりとした時間を過ごせるかもしれません。また、夏場の暑い期間に小型冷蔵庫を持ち込んでおけば、いつでも冷たい飲み物を飲むことができます。

また、アウトランダーでキャンプに出かけてみたらどうでしょう？電気が使えるので、キャンプ地でも便利かつ安心感のあるキャンプが可能なのではないでしょうか。三菱自動車さんも一つのアイディアとしてキャンプを提案されていますが、釣りやスポーツなど、他にも色々考えられるかも知れませんね。

皆さんは、電気自動車に持ち込んでいるものはありますか？これは便利だ！！これが欲しい！！などあったら是非、情報共有してください！