日本における電気自動車（EV）、プラグインハイブリッド車（PHEV）の推定保有台数は昨年度末時点で11万台となりました。現在、日本では年間およそ3万台ずつ増えており、今年度末には15万台程度まで増えることが期待されます。さて、このようなEV/PHEVの普及には国や自治体による補助金政策に加え、メーカーの努力があります。その中でも、特に注力して行われているのが無料モニターキャンペーンです。

これは一定期間、無料で自動車を借り、試乗できるものです。一般的にディーラーなどで行われている試乗と異なるは、これらEV/PHEVは少なくとも2日、長ければ1ヶ月程度借りられることです。そこで本日のコラムではそれらについてまとめたいと思います。

現在、EV/PHEVの無料モニターを行っている車種は日産リーフおよびと三菱アウトランダーPHEVの2車種になります。BMW i3についても期間限定でモニター募集が行われておりましたが、現在は応募を終了しています。今回はそれも併せてご紹介します。

日産はリーフを無料で貸出を行うキャンペーンをリーフ発売当初から行っています。応募に際してはウェブサイト上から、お住まいの地域の販売店を選択し、個人情報を入力する必要がありますが、２週間程度から長ければ一ヶ月ほど貸して頂けます。ただ、貸出に使用されるモデルは最新型ではない場合や、思ったより短い期間でお願いされる場合もあります。全て無料でこれだけ長い期間貸して頂けるのはさすが日産さん！太っ腹です。

なお、貸出期間などはディーラーによって対応が異なりますので、本格的に購入を検討している場合はディーラーさんとご相談されることをお薦めします。

日産リーフの申し込みはこちらから可能です。電気自動車に興味がある方、是非一度ご検討してみてください。

-日産リーフを無料トライアル！モニターキャンペーン実施中

三菱自動車もモデルチェンジ前の初期型アウトランダーPHEVの販売当初から、1泊2日の無料のモニターキャンペーンを継続しています。応募に関しては近くの三菱車販売店へ①足を運ぶ、②電話する、または③Webから申し込むことができます。Webから申し込みするのが面倒だと思われる方も、近くの販売店に直接電話して、使用したい日程を伝えると、もし車両が空いていれば貸出して頂けます。1か月以上先の予約も可能なので、旅行等で使うのにも計画的にできますね。

アウトランダーPHEVの無料モニターの申し込みはこちらから可能です。

BMWは昨年5月、2ヶ月間にわたりi3をモニター利用できるキャンペーンを行いました。対象者は抽選で選ばれた全国50名のみですが、モニター期間中、家庭用充電設備器が無償設置され、また、NCSカードが無償貸与されます。また、長距離ドライブ用にはi3以外のレンタカーが無償提供されるという好待遇でした。また次回、同様のキャンペーンがあれば、是非応募したいですね。

参考までにBMW i3ライフシミュレーションサイトをご紹介します。

EVやPHEVに少しでもご興味を持たれた方、、一回もEVに乗られたことがない方、週末のレンタカー代を浮かせた方など、どのような動機であっても、是非一度、このような無料キャンペーンを使ってどんどんEV/PHEVを使って頂きたいと思っております。

一度、自分でEV、PHEVに乗ってみると、あと何㎞走れるか表示によってドキドキする、キャンプで電気使えて便利、やっぱり静か、加速がすごいなど、新しい発見があると思います。そのような体験から、良いところ、悪いところなどがわかり、購入したいと思えるかも知れません。決して万能の自動車ではないですが、EV/PHEVにしかない魅力を感じた瞬間、きっと虜になると思いますよ。

今後も新しいEVが出てくる度にこのような情報があるかもしれませんので、随時GOGOEVでは皆様に役立つ情報を発信したいと思います。