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2016年4月11日
2015年は電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHEV)の新型車種が日本、海外メーカーよりリリースされた年となりました。特に、世界的にEV/PHEV業界をけん引している日産自動車と三菱自動車の両社の主力車種である、リーフとアウトランダーのいずれもがマイナーモデルチェンジされたことも記憶に新しいところです。
そこで本日のコラムでは、日本で売れているEV/PHEVについて「EV Sales」という世界のEV/PHEVの販売台数を調査しているウェブサイトを参考に纏めてみたいと思います。一体、EV/PHEV業界の主力2車種のどちらが売れているのでしょうか?
まずはじめに、日本国内での2015年の年間販売台数の結果をみてみましょう。年間販売台数1位は三菱アウトランダーPHEVとなり、販売台数は10,996台でした。続く2位は日産リーフで、販売台数は9,057台でした。
惜しくもリーフがアウトランダーPHEVにおよそ1900台の差をつけられました。勝負の決め手になったのは、三菱の新型アウトランダーPHEVの販売開始が日産の新型リーフに比べておよそ半年先行したことによるのではないかと考えられます。
また、3位以下を見ると、トヨタプリウスPHV、BMW i3ともに1000台規模、それ以外の車種は600台程度もしくはそれ以下となりました。これをみると、上記2車種が群を抜いて人気のある車種であることがよくわかります。
次に、2014年と2015年の年間販売台数を比べてみたいと思います。2014年の販売台数結果を見てみると、2014年はトータルで32000台程度のEV/PHEVが売れていることがわかります。それに比べ2015年は25000台程度となり、およそ2割の販売台数減となりました。
車種別にその原因を見てみると、最も大きいのは日産リーフの販売台数がおよそ5000台、トヨタプリウスPHVの販売台数がおよそ2500台、それぞれ減となっていることに理由があるようです。いずれの自動車もモデルチェンジを控えている(いた)事から、その影響が出たように思います。
(注:日産リーフのモデルチェンジは2015年12月、トヨタプリウスPHVのモデルチェンジは2016年秋頃を予定。)
一方、三菱アウトランダーPHEVのみならず注目されるのは外国勢のEV/PHEVです。BMW i3およびテスラ Model Sを中心に堅調に推移しています。今後、車種の多様性がさらに広がることも期待したいですね。
最後にEV/PHEVの主力2車種について、2016年の販売台数を見てみましょう。2016年に入って注目すべきは日産リーフの販売の好調さです。
すでに2月末までに5000台以上を販売しており、このペースで進めば年間30,000台以上が見込まれます。アウトランダーPHEVも2015年と同等ペースとなっており、さらに、トヨタプリウスPHVのモデルチェンジを考慮すると、2016年はEV/PHEV業界にとって活況の年となるかもしれません。
今後も、ユーザを魅了するEV、PHEVが次々と登場し普及が進むことを期待したいですね。
●参考ウェブサイト:
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2024年11月5日 環境問題への対策のための実証実験が終了しました【ご協力への感謝と参加特典のご案内】 |
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