GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2016年12月11日
前回のコラムでは世界中で注目され始めている「一人乗りEV」について、最新事情をご紹介致しました。自動車分野やマイクロEVの分野にて日々技術が進展し、新しい商品が出されてきています。自動2輪車の分野も忘れてはなりません。こちらについても日々新しい商品が出されています。本日のコラムでは最新のEVバイクに付いてご紹介したいと思います。
○GoGoEV関連コラム
名前がテスラモーターズに似ていますが、こちらは日本のベンチャー企業です。ベトナム、フィリピン、インドに海外支店を持ち、 電動バイク・電動三輪・電動シニアカーの開発・設計・販売を行っています。もちろん、日本でも電動バイクを販売しています。
△引用元:http://www.terra-motors.com/jp/a4000i/
テラモーターズ A4000iはテラモーターズの電動バイクの中で最もハイスペックなモデルになります。スペック上の最高速度は60㎞、一充電当たりの航続距離は最大60㎞となっています。一回の充電に約4.5時間かかります。
注目するべきは取り外してどこでも充電できるという点です。マンション等での充電設備がない場合、充電することが難しいことがあると思います。但し、こちらのモデルであれば、バッテリーの持ち運びが可能。つまり、バッテリーを家に持ち帰って100Vコンセントで充電することができます。但し、価格はまだまだ高く、499,000円です。
株式会社UPQ(アップ・キュー)はカメラ、液晶テレビ、スマートフォン等幅広い電化製品を設計・販売している会社です。そんなUPQより小型でおしゃれな電動バイクが今年発売されました。
△引用元:http://upq.me/jp/upq_bike/me01/
見た目はかなりコンパクトなので、航続距離等心配になりますが、一充電当たりの航続距離は35㎞で近場を移動する方であれば十分使えると感じます。価格も12万7千円と手が出しやすいですね。
充電方法は、me01に直接同梱のパワーアダプターを接続する他に、バッテリーを取り外して室内での充電も可能!100V電源で、約3.5時で満充電になります。
大手バイクメーカーも電動バイクを発売しています。まずヤマハですが、E-Vinoを236,520円(税込み)で販売しています。一充電あたりの走行距離は29kmで満充電に掛かる時間は3時間です。
△引用元:http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/e-vino/feature.html
こちらのモデルはオプションでスペアバッテリーを購入することもできるため、一度の充電で最大で58㎞走行することができます。スペックは標準装備のバッテリーと同じで価格は59,400円[消費税8%含む]。シート下トランクに収納することができます。
HONDAが販売するEV-neoは企業・個人事業主向けのリース販売専用車となっています。
△引用元:http://www.honda.co.jp/EV-neo/
こちらは事業用ということもあって急速充電にも対応しています。こちらを使うと満充電まで約30分とのこと。一充電当たり走行距離は34㎞。
△引用元:http://www.honda.co.jp/EV-neo/electric/
主にビジネスシーンでの使用が想定されますね。
Suzukiもe-Let'sを321,840円(税込み)で発売しています。
△引用元:http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/elets/top
こちらもバッテリーを取り外して自宅で充電することが可能です。またスペアバッテリーもオプションで設定されており、航続距離を伸ばすことができます。一充電当たりの航続距離は30㎞、充電時間は4時間となっています。
今回は国内の電動バイク(EVバイク)を一部紹介させていただきました。このほかにも、中国、イタリア等の国より日本に輸入されているモデルも御座います。自動車と異なり、個人使用目的においてスクーターで一日100km以上走ることはそう多くはないと思います。なので、電動バイクはガソリンのスクーターと比べて初期費用がまだ高く、モデル数もまだ少ないですが、バッテリー価格が低下していけば、主流になるかもしれないですね。また、今の住居環境では電動バイクはバッテリーを外して室内で充電できることが重要であることも分かりました。将来的にはマンションで非接触充電できるくらい便利になるといいですね。
▼参考:
テラモーターズ A4000i(執筆:s_kuroda)
2016/12/11 22:34
中国では「電動バイク」がよく走ってます。コレ、全く気配無し・無音で近づいて来る事が出来るので、そうとう怖いです。(一度上海の観光地でヒヤリがあり)このあたりの対策は「EV車の音響装置」以上に厳格に求めたいです。
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